2011年6月25日 (土)

ころんぼ

利口な顧客は、良い顧客であるという訳ではない。
金儲けの秘訣 ・第82条)


最近、子どものころ見ていたドラマを観る機会が増えた。
いろんな作品がDVDやら、ブルーレイやらで販売される
ようになった、というタイトル数の増加という側面もあるが、
ぼくの場合、むしろ、値段が安くなって、買いやすくなった、
という価格の低下、にその大きな原因がある。
今までは、観たいものでも、あんまり値段が高いと
諦めてたのんだ。
レンタルは面倒だし。

ただ、DVDを買ってしまうと安心してみない、
ということもあるのんで、
本当に観てしまうまでは油断がならないのだけれど。

たとえば、奥様は魔女、はもう数年も塩漬け状態で
ほったらかしている。
1話30分だし、観やすいはずなのだが、
DVDの再生装置が少なかったせいかもしれない。
全話を観終わるまで、そのディスクの抜き差しをしたくない、
と考えると、なかなか観る決断がつかなかったのんだ。

今はPS3やら、ブルーレイレコーダーやら、
実家でブルーレイ内蔵アクオスを買ったために
余ってきたDVDプレーヤーやら、
海外DVD用のオールリージョンプレーヤーやらが、
使用可能状態になっているので、ひとつやふたつ、
ふさがっていても大丈夫だし。
そろそろ本当に観ようかと思う。

ところでこのあいだ観てたDVDは、けっこう安い値段で
最近再発売されたので購入した、刑事コロンボだ。
残念ながら、全話ではなく、旧シリーズの7シーズン分と、
新シリーズの5話分だけで、
新シリーズの残りがなんで発売されないのか知らないが、
売ってないものは買えないし。

観たなかで、どの話が好きか、ということになると、
それこそ人それぞれだろうが、ぼく的には、
裸の銃をもつおとこのレスリー・ニールセンと、
奥様は魔女にラリー役で出てたデイビット・ホワイト
夢の競演しているにもかかわらず、
おちゃらけたところのでんでんない、仮面の男
という作品がストーリーはともかく、キャストにわくわくするし、
それが本職の、ジョニー・キャッシュ扮するカントリー歌手が
犯人である、白鳥の歌、という作品は、
主題歌の I saw the light が名曲で、
音楽的にも楽しめてよいな、と思う。
しかも、ジョニー・キャッシュはこの曲をレコードやCDには
残してなさそうなのが、本編の内容よりも、ミステリアスだ。
よーく調べると、あるのかもしれないが、
ざっと検索しただけでは出てこないのんで、
いまだに買えないでいる、欲しいのにさ。
また、謎解き、というか、犯人であることの証明の面では、
逆転の構図、なんかが好きだが、
これは好きなヒトが多そうだな。

さて、改めてコロンボを見て気づくのは、
古畑任三郎、がずいぶんコロンボから設定を借りていることだ。
まあ、古畑というキャラクター自体が、
和製のコロンボ、的な発想で作られたのだろうけれど、
知的所有権に関して最近はけっこううるさいだろうに、
これはOKだったのかいな、と今更ながら、
ちょいと心配になったりしてね。

まあ、ぼくが不安がってもしゃーないんだけど。

Photo


▼と書いて、なんとなくヒネリが足りないような気がして、
そのまま数年この記事をほおっておいたら、
今日、ピーター・フォーク氏の死亡記事が。。。
今観ているDVDが、かつて、ミセス・コロンボ
だったこともあったらしい、
ケイト・マルグルーが艦長を演じた、
スタートレックボイジャー、なのも、
なんかの縁だ(←こじつけですかい(^^?)、と、
記事をアップしてまいました。
死亡記事によると、かれは、晩年、ご病気のため、
自身がコロンボだったことも、忘れてしまっていたとか。
フォーク氏はもちろん、なんら犯罪は犯してないけれど、
忘れられたスター、というコロンボ作品(これも名作)を、
髣髴とさせるような、最期だったよおっす。

多くの名作を残した、名優に、合掌(-人-)。。。

2010年8月29日 (日)

もっとデジタルを…

バーゲン品は大抵高くつく。
金儲けの秘訣 ・第17条)


ONKYOのiPodドックを買った。
以前に買おうかな、と思っていたのだが、そのまま忘れていて、
ある日、アマゾンにアクセスしたら、
トップ画面のお勧め欄に表示されており、
なおかつ、値段も妙に安かったために、あんまり深くは考えず、
ついポチってしまったのんだ。

購入行動を完了してから、よくよく製品の概要をみてみると、
普通の赤白のケーブルの端子がない。
ぼくが愛用しているBOSEのアンプには、
赤白の端子しかないし、クリークのヘッドホンアンプも同様だ。
普通だったら、意味のない買い物をしたかな、と考えて諦めるか、
購入をキャンセルするかするところだろうが、
長く勤め人をやっていると、
意味のなさそうなものに意味をつける方法を考える癖、
がついている。

今回も1万円ほどした、このONKYOのiPodドックを
生かす方策を考えるに、光デジタルケーブルに対応した、
アンプを買えばいい、という結論に達したのんだ。
順序が逆っぽいけれど、まあこれも縁だ、とばかり、
前から少し注目していた、DR.DAC DX2、
というヘッドホンアンプを40000円ほどで購入した。
これも、アマゾンで、だ。

どうせなら、他の機器で、デジタル端子のついているものには、
それが使用できるようにと、何本かのケーブルを追加で購入し、
抜き差ししなくてもいいように、
光デジタルケーブル用セレクターも買う。
全部、アマゾンで、だ。

なんとなく、少しお買い得、という点に惹かれて、
そんなに必要性が高くない買い物をしたばかりに、
総計で6万円近くもアマゾンに支払ってしまった。
恐るべし、アマゾン。

しかしながら、DR.DAC DX2、がなかなかに優れもので、
ONKYOのiPodドック経由でのiPodの音源が、
なかなかに音の解像度がよい、
あるいは、よいように思われるのんだ。
これって、負け惜しみですかいな?

んで、iPodでもこんなにいい音で聴けるなら、と、
今まで、圧縮せずに400枚弱のCDを記録していた、
SONYのハードディスクオーディオレコーダーには、
これを機会にMP3に圧縮した音源を記録しなおすことにした。
圧縮すると、2000時間以上の記録が出来るようなので、
計600枚を収容できる、パイオニアの2台の、
CDチェンジャープレーヤーを併用すると、
ほとんど動かずに所有するすべてのCDを
そこそこいい音で聴くことができる、と考えたわけだ。
読込みがめちゃくちゃたいへんなんだけどね。

というわけで、このあいだのブルーレイ内蔵アクオスの購入から、
身の回りのAV環境が、真の意味でデジタル化
されつつあるけれど、意外といい、というのんが、
今日の結論、であることだよ。


▼実際に、読み込みを始めて2ヶ月以上たったが、
2000時間と600枚では全部のCDを
カバーできそうにないことがわかってきた。
それでもまだ増え続けるCD。
そろそろ買うのやめないと、家が埋まってしまう。。。
しかも、どうやって聴くんだ、いったい?

Aaa

Aab

2009年8月 9日 (日)

what's マイケル?

自分で八百長を仕組んでいないレースには、絶対賭けるな。
金儲けの秘訣 ・第188条)



あなたにとってのマイケルとは?

というような話をむかし友人としたことがある。

バケットボール好きのヒトであればきっと、
最初に浮かぶのは、マイケル・ジョーダンその人であろう。
かれが野球から戻って、ピペン、ロッドマンらとともに
大活躍した95~96年シーズンのシカゴブルズはすごかった。
勝率が9割に届こうという勢いだったよな。

マイケル・レドモンド9段を思い出すのは、
囲碁のたしなみのある人だろうし、
ポップミュージックの愛好家なら、最近亡くなった、
マイケル・ジャクソンが絶対的なマイケルだろう。

マイケル・コルリオーネを思い出すヒトは、
少し年齢が高い映画マニアか。
アル・パチーノ演ずるかれが、シチリアだかに逃げているとき、
イタリア人がかれを、ミケーレ、と呼ぶシーンが、
なぜかぼくの脳裏に焼きついている。

マイケル富岡とか、マイケル・ダグラスとか、
漕げよマイケルとかを第一に思い浮かべるヒトだっているだろう。

しかし、ぼくが今一番関心をもっているのは別のマイケルだ。

そう、ちかぢかF1に帰ってくるあのオトコ、
その名は、マイケル・シューマッカー
彼の母国、ドイツ語読みでは、ミハエル・シューマッハー
という風に呼ばれている、元F1ドライバーだ。

かれの凄さは、デビュー以来
250戦で91勝という優勝の数字でも、
生涯ポイント1369ポイントという数字でも、
年間チャンピオン7回、という数字でも容易にわかるだろうが、
たとえば、34歳にして惜しくもレース中に亡くなった、
天才アイルトン・セナ・ダ・シルバの、
161戦、41勝、614ポイント、3回、という数字や、
プロフェッサー、アラン・プロストの、200戦、51勝、
798.5ポイント、4回、という数字と比べるとき、
もっとはっきりとシューマッハーの突出ぶりが、
理解できるのはないだろうか。

しかも、かれはただ速いだけのドライバーではなく、
マシンの開発能力に優れ、チームを勝てる体制にもっていく、
リーダーシップがあり、そのカリスマ性でも、
余人の追随を許さなかった。

かれが1996年からフェラーリへの移籍を決めたとき、
ぼくは、なんで?
と思ったし、同様に思ったヒトは多かった、と思う。
かつての強豪チームだったフェラーリも、かれが来るまで、
実に長きに渡って、チームの年間優勝からも、
個人の年間優勝からも、見放されていたし、当時の状況も、
さほど明るいものには見えなかったからだ。
しかし、それは皇帝シューマッハーの新たなる挑戦だった。

かれは明らかに劣ったマシンでも、それなりの走りで、
年間3回優勝し、チームを鼓舞するとともに、
マシンをよりよく変革していくことで、
チームが勝てる体制を作りあげていった。
そして4年後、フェラーリは常勝チームになっていた、わけだ。
かれが駆るフェラーリがあんまり強すぎて、
F1がつまらなくなったように感じた視聴者さえ、
出始めたほどだった。

するべきことをすべてしてしまったかれは、
2006年シーズンを最後に37歳という若さで引退した。
これでF1がおもしろくなる、と思った人々もいたようだけれど、
赤い皇帝を失ったF1は、つまらなくなった。
少なくても、ぼく的には。

そして、今年。
皇帝の新たな挑戦は、偶然の産物だった。

以前フェラーリで、かれの同僚だった、
ブラウンGPのルーベンス・バルチェロが落とした部品によって、
フェラーリのフィリペ・マッサが怪我をして、
今年の出場が難しくなってしまったため、
代わりのドライバーが必要になったのだ。

ぼくもそうだけれど、シューマッハーを最初に思い浮かべた、
F1ファンは多かったろう。
かれのマネージャーが、それはないよ、
と最初に声明を出したくらいだから。

しかしながら、皇帝はF1に帰還することに決めた。
3年半のブランクと、40歳の年齢は、
必ずしもポジティブな捉え方をされないだろうし、
かれのキャリアを傷つけるだけだ、という声も多い。
でも、シューマッハーなら、かれならば、ひょっとして、、、、
と思わせるのが、シューマッハーのシューマッハーたる所以だ。

久しぶりのかれのF1での走りを楽しみにしている、
多くのF1ファン、元F1ファンの期待に、
シューマッハーがどういう形でこたえるのか、
あと10日後が実に楽しみな、おっさんなんである。


▼ちなみに、マイケル、というネコもいたな。
いきなり踊りだすかれの名前の由来は、
故マイケル・ジャクソンにあるらしい。

            _
        /´ `ヽ、___ /⌒i
.       {  ⌒゙ヽ } i { `ヽ j
       〉     j??i     〈
       ,′             ',
        { __   (●  ●) __ j
.       ハ´     O    `/   
       ん ヘ、三三人三三≠
.      ∧  /´ ̄`) ー=彡/
      ハ.   /  `T′ ー=7
    厂  ,′ ー=!_ノ    ,{      ∠⌒)
     {ニ  {    ノ}ヽ  ≠ハ   ∠ー/
    Ⅶ、 ゙く     イ/ ∧ ∧y'
     Ⅵ‐     ̄    / ノ∨ー/
.       〉=        //∧/
      ∧=-         / /\
      {==-    __    /   ノヽ、
     ∨==-   { `'<_ノノ      \
       ゙く ノ    j    `'ー-= 、  \
        `フ=  /          ∨ノ  }
       (_((_ノ           `ー '′

2008年7月 7日 (月)

世捨て人

誰であれ、魚を水から自由には出来ない。
金儲けの秘訣 ・第153条)



おさびし山よー、と昔歌っていたのは、
ムーミン谷のスナフキンさんだった。
かれは、いつもギター片手に池で釣りをしていた。
今思えば、ぼくはかれに世捨て人をみていた
ような気がする。

だからといって、ムーミンパパやノンノンの兄者である、
スノークが働いてる場面も出てこなかった
ような気もするのだが、
ぼく的には、かれらはたぶん映像外で
額に汗して生産的なことを、
たとえば、野良に出て働いたり、
会社に行って外回りの営業をしたりしてるんだろう、
と勝手に考えていたのんだ。

仕事、といえば、妹の息子、ぼくの甥にあたる男は、
小学生の高学年になっているのだが、
長い休みのときには一家でじじばばの家にやってくる。
じじばば、とは、ぼくの父母だ。

そんなときぼくは大概海外にいるのんで、
わりと頻繁に実家に電話連絡を入れるのだが、
そんな様子をみていた、くだんの甥にあたる男は、
ぼくが年がら年中そんな風に暮らしていて、
働いていない、と思ってたらしい

ぼくは寅さんか、ってーの

最近ネット上でよく見ることばに、
自宅警備員というのがある。
二ートや引きこもりや無職、というネガティブなことばに対する、
一種アクティブな概念として出てきたのか、
自嘲的なところから出てきたのんか、わからないが、
職業的な響きのあることばではあるよなー。
そんな名刺も1度はもらってみたいものだ。

ぼくは、近い将来あんまり積極的に働かずに生きていくべく、
現在準備中なのだけれど、
できれば、自宅警備員ではなく、世捨て人、
と名乗りたい、と思っている。

ギターも釣りもたしなまないけれどもね^^;

▼スノーク、の声を演じていた、広川太一郎さんが、
亡くなった、というニュースをこのあいだ聞いた。
あの一度聞いたら忘れられない、
ノーンノン、というセリフを真似ながら、合掌(-人-)

写真は、モンティパイソンのDVD。
広川太一郎さんを偲び、近々見る予定っす。

Photo

2008年6月21日 (土)

卓袱台のある風景

家族といえど金儲けの邪魔はさせない。
金儲けの秘訣 ・第6条)



以前インターネットの掲示板で、
日本で卓袱台の似合う男といえば、
というような話が載っていて、
ベスト3は、たしか、

星一徹氏、メトロン星人氏、磯野波平氏

だったと記憶している。

星一徹氏、というのは、劇画巨人の星に登場する、
主人公、星飛雄馬氏の父君で、元巨人軍の選手だったひとだ。
かれは、戦争で肩を痛め、巨人を去ったあと、
貧しい生活の中で、息子を巨人軍の選手に育て上げた。

しかしながら、その方法はかなりのスパルタで、
食事中の息子を殴るときに卓袱台をひっくり返したシーンが、
あんまりにも有名で、かれがこのなかにはいっているわけだ。

メトロン星人氏は、ウルトラセブンに出てくる宇宙人だ。
ウルトラセブンの本来の姿である、
ウルトラ警備隊のモロボシダン氏と、
木造アパートに置かれた卓袱台で語り合う
シーンが、
印象的だった故にこのリストに入っているのだろうと思う。

そして、磯野波平氏は、磯野家の家長であり、
サザエさんの父上だ。
一徹氏とは違い、卓袱台をひっくり返したりはしないが、
そこはかとない威厳を湛えているのは、
さすが、といっていいだろう。
そして、日本で一番有名なお父さんのひとり、である。

さて、そのサザエさんなのだけれど、
ぼくは、いつのころからか、嫌いで見なくなった。

日曜の夕方から憂鬱になる、サザエさん症候群
のゆえではなく、
そこにある平和な家庭の姿を憎むようになったから、だ。

リストラにも怯えず、のんきに働く波平、マスオ。
パートもいかず、それでも豊かに暮らす、
専業主婦の、フネとサザエ。
そこには、熟年離婚も核家族もない。

都内なのに、空き地で遊ぶカツオたち。
しかもこどもたちは永遠に、ぐれる年齢にならないのんだ。
まさに無間地獄のようなシアワセ
とでもいうような状況をずっと展開し続ける、サザエさん一家。

むかしはたぶん、そんな日本の家庭も実在したのだろう。
あるいは、模範的な家族像でもあったのだろう。
けれど、あんな日本はもうすでにない。
あるいは、かなり形を変えてしか存在できていない。

にもかかわらず、サザエさん一家は、電気製品だけは、
進歩
しているものの、えんえん同じ線路上を
ぐるぐる幸せなままにまわっている。
そのような状況になんとなくぼくは、
嫌悪を感じてしまったわけなのだ。

将来、惚けた波平老人の介護問題や、
スーパーで万引きGメンに捕まるフネさん、
リストラされ、職安に通うマスオさんの苦悩、
不倫するサザエさん、
リーゼントヘアーに改造車で珍走するカツオ、
援助交際するワカメちゃんや、
引きこもるタラちゃんの青春が描かれるとき、
ぼくはまたきっと、サザエさんをみることだろう。

ただ、古き良き昭和時代を象徴する、
かの卓袱台が健在な限り、
サザエさん一家があの時空から抜け出す
こともまた、ないのだろうな。


▼さあーーーって、今週のサザエさんは、

アナゴ氏、横領で逮捕さる、
ワカメさん、ヤンママ仲間とカラオケへ、
イクラくんの大学受験、

の3本です。
んがとっと(←放送禁止?)

写真は、卓袱台で語り合うモロボシ氏とメトロン星人氏。
タイで買ったVCDからなんで、会話の内容は不明^^;

Photo Photo_2

2008年4月17日 (木)

プレゼント大作戦

利益を考えないフェレンギ人はもはやフェレンギ人ではない。
金儲けの秘訣 ・第74条)



スタートレックDS9、というテレビシリーズで、
プレゼント大作戦、という回があった。
ドミニオン軍との戦争が予想される暗い状況のさなか、
今は廃れてしまった野球、というスポーツを
愛する父親を元気づけてやろうと、
難破船から発見された、ウィリー・メイズという、
20世紀に活躍したメジャーリーグの選手の、
1枚のカードをクワークの店のオークションで競り落とし、
それを父親であるシスコ司令官にプレゼントすべく、
現金とは縁のない息子のジェイク・シスコと、
友人のフェレンギ人ノーグが奮闘する、という話だ。

ハートウォーミングななかなかいい話で、
ぼくは非常に好きなのだが、
詳細は書かないので、興味ある人は是非ご覧下さい。

さてこの話で問題になるのは、スタートレック的未来では、
ひとはお金のために働くのではない
ということなのだ。
登場人物の多くは、いわゆる、職業軍人なのだけれど、
この時代では別に働かなくても食べていけるらしい。
それどころか、貨幣経済、というものが
基本的には地球人の社会には存在していない、
らしいのだ。

そうなると、問題になるのが、
このような希少なコレクターグッズなどを
手に入れるときに、どのような概念を持ち出して、
その価値の交換や媒介を行なうか、ということだ。

その解決法として、そのような取引きは、
人類ではなく、他の惑星の種族にまかせる、
という解決法を、スタートレックではとっているようだけれど、
これは結局、貨幣を必要としない理想社会は、
到来しないことを意味してはいないだろうか。

スタートレック的未来では、給与や報酬のような、
加算的な価値観ではなく、労働は義務であり、
もし、その義務を果たさなければ、
なんらかのペナルティが課されぬかもしれないが、
それはそれで、理想社会とはいえないような、
そんな気もするな。

それはさておき、今日の日本を考えるとき、
働かないで、生存しているひとたちが、
けっこう多くいることに気づく。

生活保護など、公的な福祉に頼って生きているひとたちの存在だ。
地方自治体によっては、予算のかなり多くの部分を
そのための支出に使用している、と聞く。
大阪市などは、一般的な予算の2割以上が、生活保護費など、
不労の民を助ける費用に支出されてるのではなかったかな。

そのことで、本当に理想社会、に近づいているのであろうか。
福祉国家こそが理想社会を具現化した社会、なのだろうか。

たしかに日本でも外国でも、助力を得られない、
ホームレスのようなひとたちをみると、
なんとなくもの悲しい気持ちにはなるし、
なんとかできればいいなー、と思わないでもないけれど、
でも、だからといって、働く者と働かない者が、
まったく同じように生活できるとなると、
働くことのモチベーションをどういう風に維持すればいいのか、
と思ってしまう。

ぼくは正直働くのが嫌いだし、
働かないでも今の生活が維持できるのであれば、
たぶん働かないで、すぐにでも自分の好きなこと、
売れない文筆業でも、不安定なパートの教員にでもなりたい、
と考えているにんげんなので、
福祉で生活しているひとたちを見ると、
不平等だなー、と思うのんだ。

行きすぎた社会的再配分はきちんと働くものの勤労意欲をそぐ、
だから、すべきでない、と断固思うのだけれど、
働く者たちよ、正直そうは思いませんか???



▼ただ世の中には、労働が趣味、というひとも
現実にいるようだ。
そして、そういうひとにも、2種類あって、
①自分の労働が現金化され、評価されることに
無常の喜びを感じるタイプ、と、
②ひとえに働くのが好き、というタイプにわかれるようだ。

ぼくは、つねづね働くことは楽しくない
楽しくないことを強いられるからこそ、お金がもらえるのだ、
と主張してきたので、
②ひとえに働くのが好き、というひとには、
使用者は、給料を払うのではなく、
むしろ、お金をもらうべきだ、と思ったりするんだが。。。



Photo ベトナムで見た看板。
きっと労働の喜び、や、
それを与えてくれる共産主義政府、
なんかを讃えておるのだろうな(^^♪

2007年6月18日 (月)

失踪花嫁@オーストラリア

嘘は嘘ではない。それは異なる視点で見た真実に過ぎない。
金儲けの秘訣 ・第126条)



その事件は、1990年代のはじめ、
おそらくは92年か、93年だったと思うけれど、
当時新婚旅行先として、
流行の場所のひとつであった、オーストラリアで起こった。

有名メーカーに勤める新婚の夫は、
免税店で妻といったん別行動をし、
ミーティングポイントでかのじょを待ったのだが、
いくら待っても、新婚の妻は現れない。
さては誘拐をされたのでわ、と新妻の身を案じた夫は、
現地の警察に届け、
日本からの観光客を大切に考えていた、豪州政府の方針もあり、
それは、大事件、となっていったのだった。

ところが、真実は別のところにあって、
新婚の妻には、日本に不倫相手がおり、
なぜか、はわからないけれど、
結婚式のあと、新婚旅行先のオーストラリアから、
ひとりで日本の不倫相手のもとに逃げ帰る計画を立て、
どっかにひとり潜伏していた、ということだった、らしいのだ。

当時、テレビでこの事件の顛末を見た記憶があり、
報道当初、新婚の美人花嫁、という見出しだったのが、
かのじょらが、テレビで謝罪の記者会見を
開くようになるころには、
さりげなく、美人の二文字がなくなっていた、ように思う。

その後のかれらの人生は、明暗、をわけたようで、
記者会見で、新婚の夫に、寄り添おうとして、
激しく拒否された姿が印象的だった、妻の方は、
その後、再婚(籍が入っていなかったらしいので、
厳密には違うようだけれど)し、
今は、公務員の夫と幸せに暮らしている、らしい。

夫の方は、世間を騒がせた、ということで、職場もやめて、
今日はどこまでいったやら、という話だ。

それにしても、決して美人とはいえない、というよりは、
あんな容姿にもかかわらず、と思うひとの方が多かったような、
かのじょが、2度までも結婚し、他に1名の不倫相手までいた
というはいったい、
かのじょがどんな優れたところを持っていたのだろうか、
という疑問を某巨大掲示板で読んだことがあるのだけれど、
正直、ぼくもそう思うので、
知っているひとは教えてください。。。(-人-)




▼当時の記憶をたぐっても、カノジョの顔は、
はっきりとは思い出さないのだけれど、
少なくとも、一般的な意味での美人、というカテゴリーには
でったい入らなかった、ように思う。
しかたないので、故ナンシー関画伯の、
なにをいまさら、という書籍を古本で買って、
もいちど確認してみる。
ナンシー画伯の消しゴム版画よりは、
華奢なイメージだったと思うけれど、たしかこんな顔だったよな。
興味のある人は、なにをいまさら、
を買ってみてみてくださいな(^^;)

2_2

2007年1月31日 (水)

カノッサの屈辱

紅白歌合戦の司会が、仲間由紀恵さんと中居正広さん、
と発表された同じ日に、もうひとつ、なか
で始まる芸能ニュースが流れていた。

仲谷昇さんのご逝去を報じたニュースである。

正直ぼくは、役者としてのかれのことは、あまり知らなかった
のだけれど、かれが歴史学の教授役で登場した、
カノッサの屈辱、という番組が大好きだった。

20年以上前になろうか、当時の日本の世相を、
歴史上の出来事になぞらえて解説した番組で、残念ながら、
関西地方ではきちんとした形での放送はなかったような気がする。
吉本文化圏の関西では、この手のおもしろさは受入れない、
とネット局が判断したのだろうか。

ぼくは、当時の自宅では、うつりの悪かった京都テレビが、
夜の10時くらいに、バラの包みの高島屋提供で流していたのを、
とぎれとぎれに見ていたのんだ。

興味のあるひとは、その詳細をWikipediaなどでも
知ることができるので、調べていただければ、と思うけれど、
この番組のおもしろさは、なかなか文章で説明できる
種類のものではなく、みたひとでなければ、
わからないのが、歯がゆく感じられる。

CSなどでは、この番組の再放送もあったようだけれど、
いろいろな問題から、全ての回を放送することができた
わけでもないようだし、また、当時だからこそ、
よくわかるおかしさ
、というのがあった、と思うので、
単純に再放送が楽しめるひとばかりではないだろう。

最近このような知的な笑いを追求した番組がないのは、
とても残念なことだと思う。
久しぶりに、服部克久さんによる、この番組の主題曲、
夕陽、でも聴きながら、むかしを懐かしんでみるかな、
と思ったりするしだいだ。



▼なんて話を書いてるうちに、
岸田今日子さん死す、というニュースも流れてきた。
知らなかったのだけれど、仲谷昇さんとは夫婦だったんだねー、
かつて。
岸田さん、というと、ぼくらの世代では、なんといっても、
ムーミンの声を一番に思い出す。
とりあえず、だれがかばやねん、といいつつ、合掌。

Photo_367







▼▼なんて書いて、またほおっておいたところ、
なんとこの番組が一瞬復活するらしい。
当然ながら、教授役は、故仲谷昇さんではなく、
白い巨塔、で鵜飼教授の怪演ぶりが記憶に新しい、
伊武雅刀さんだということだ。
どうせ伊武雅刀さんで復活するのなら、
どっちかというと、スネークマンショーの方が、
ぼくにとっては望ましいのだが、とりあえず、
カノッサの屈辱、も見ておこう、と思って調べたら、
このへんではまたネット局が放送してくれないようだ。
うーん、ぼくにとっては、あるある以上の蛮行ぢゃ、
なんとかしてくれよー(゚Д゚#)


2006年12月 7日 (木)

伊集院渚ちゃん

テレビから、懐かしい声が聞こえてきた。
日立だかの掃除機のCMのナレーションだ。
あわてて画面を凝視したが、掃除機しかうつっていない。
いま一度、確認するために、世界ふしぎ発見、をみる。
司会の草野さんは、あいかわらずパワフルさをひた隠し、
淡々と進行していく。
しかし、ぼくの目的は、もちろん、CMをみることだ。
でも、掃除機のCMは結局かからない。
しかたないから、ホームページにもいってみるけれど、
CMを見ることはできなかった。
でも、間違いない。
かのじょは、坪田直子さんだ。

以前にも書いたけれど、石立鉄男さん主演のドラマシリーズが
好きだった。
今続けてみると、日本の経済発展がよくわかって、
そういうおもしろさ、もあったりする。

その最後の方の作品に、気まぐれ天使、というのがあった。
女性の下着会社に勤めながら、童話作家を目指す主人公の
石立以外には、大学の後輩で職場の上司が森田健作さん、
職場の同僚で、恋人役が大原麗子さん(途中降板)、
大原から代わったマドンナで、石立・森田の上司役だったのが
酒井和歌子さん、石立の下宿に転がり込んでくる、
身寄りのない年寄り役が樹木希林さんで、
その孫のフーテン娘の伊集院渚ちゃん役で出演していたのが、
坪田直子さんだった。

かのじょは、とくにきれい、というわけではなかったけれど、
不思議な存在感があって、ぼくはとても好きだった。
ドラマは、最後、酒井和歌子さんにふられた石立と、
実は京都の旧家の娘さんだったかのじょが結ばれ、
めでたしめでたし、という終わり方だったように記憶している。
けれど、かのじょのその後の役者としての人生は、
あんまりめでたい感じでもなかったようで、
あまり目立った活躍の場は、残念ながらなかったようだ。

ぼくが知っているかのじょの最後の消息は、
たしかぼくが中学生のころ、新聞でみた、週刊プレイボーイ
だったかでのセクシー系のグラビア写真の広告で、
当時まじめな中学生だったぼくは、その手の週刊誌を
買いに行く勇気もなく、そのままになってしまったのを、
今はちょっと後悔している

とはいえ、今回、声だけでも聞けたことに関して、
日立製作所ならびにCM制作にかかわったひとびとに、
大きな感謝を述べたい所存だ。

ども、ありがとさん^^



▼記憶にはないのだけれど、このドラマには、
ルパン三世の声優だった、故山田康雄さんも出演していたようだ。
ルパンといえば、不二子ちゃん、というセリフを思い出すけれど、
峰不二子役の声優である、増山江威子さんは、
バカボンママの声優さんでもあった。
若いころ、バカボン・ルッパーン・バカボン・ルッパーン・・・
っていう、ひとり遊びをしてたのはあっしだけではないと思う。
でも今調べると、第1シーズンの不二子ちゃんは、
増山江威子さんぢゃなく、二階堂有希子さんだったんすねー。
Bakabonmama

2006年11月13日 (月)

クラリス

あんまり自慢げにいうほどのことではないが、
ぼくは、ええ歳こいたおっさんだ。
しかしながら、けっこう宮崎アニメが好きだったりする。

まあ、最近ではお仲間も多いようだし、
そんなに隠すほどのことでもないのが幸いであるけれど、
それでも、新作が出たからといって、
家族もつれあいも恋人も親しい友人もいないぼくは、
ひとりで封切館に出かけていくほどの勇気もなし、
世間もまだまだそんなおっさんを生暖かく見守ってくれるほど、
優しくはなさそうなので、
通常、黙って自宅でみる機会がやってくるのを待っている。

もちろん、映画くらいひとりでも行けよ、
という意見もきっとあることだろうけれど、
もし、ぼくが映画館でひとり坐っていて、
館内が混んでるにもかかわらず、
ぼくの両脇だけ空席だったりしたら、
ぼくはぼくなりに気を使うのんで、
やっぱり宮崎アニメをひとりで見に行くことは、
これからもなかろうと思うのだ。

それにぼくは、最近の作品よりは、
むしろ昔の作品の方が実は好きなのだ。
ナウシカやラピュタは何度も見たし、
自分でも中国語字幕のVCDをもっていたりするのだが、
それでも、またテレビで放送があって、
ザッピングの最中、それにひっかかると、
結局、そのまま最後まで見てしまうのは、そんな初期の作品だ。

トトロは、おとーさん役の、糸井重里さんの台詞まわしが、
ぼくにはどうにもひっかかって、
いまひとつ、作品に集中できなかったりするのんで、
必ずしも、好きな作品ではなかったりする。
ぼくの感性は、まだまだ発展途上なんだろうな、きっと。

そんなぼくが(どんなぼくだ^^;)、一番愛してやまないのは、
やはり、ルパン三世 カリオストロの城、なのである。
なんといっても、汚れなきクラリス姫がよろしいではないか。

wikipediaによると、あの事件は1969年の出来事らしいので、
クラリス姫ももう今では50歳を超える年齢
になっていることだろう。
ドロボーさんに心を盗まれたことなどすっかり忘れて、
どっかの国の誰かさんのように、
でっぷりした王女様になっていたりしたらどうしよう、
などと、詮無いことを考えたりする、秋の夕暮れ、
なのであることだよ。

Photo_220









▼ちなみに、皇帝の奥さんは、皇后というけれど、
その皇帝が亡くなったあとは、なんと呼ばれるかご存知かな?
そう、かのじょは、皇太后(こうたいごう)、となる。
それでは、新しく即位した皇帝も亡くなり、
まだ先々代の皇后がご存命の場合は?
それは、太皇太后(たいこうたいごう)
と呼ばれる存在になるのんだ。
王族の女性はやっぱり歳を重ねると、太る運命にあるようだ。。。

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