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2012年2月26日 (日)

コンプライアンス病

取り引きが公正で合法なら、無益な復讐は違法である。
金儲けの秘訣 ・第167条)


もうだいぶ前のことになるが、
ある平日の午後、たまたま休暇だったので、
実家でごはんを食べながら、テレビをみていたら、
たぶん、ちちんぷいぷい、
という関西ローカルの番組だったと思うのだけれど、
茂木健一郎氏がインタビューのなかで、
興味深いことをいっていた。

今の日本には、コンプライアンス病、
とでもいうべき病が蔓延
している。
地震の前に問題になっていた、首相や閣僚の外国人献金問題だが、
ほんとうに辞めなければならないほど、重大な問題だったのか。
地震とともに、すっかり棚上げになっているが、
もし、ほんとうに重大な問題なら、なにがあろうと、
棚上げになどしていてはいけないだろうと。
要は、焼肉屋のおばはんが、
近所のにーちゃんを個人的としてちょっと応援しただけだろう。
そのおばはんが、たまたま外国籍だったからといって、
そんなに目くじらをたてなければ、
ならないことではなかったのではないか。

これはもちろん、一例ではあるのだろうけれど、
政治の世界に関わらず、これに類することで、ご同様のことは、
死屍累々、といった感じなのは、ぼくにもよくわかる。

続けて、茂木氏は、言っていた。

また地震が起こってからも、なにかというと、
被災地の状況を考えろ、とか、
被災者の気持ちをどう思っているのだ、とか、
そんな論調の苦情を述べるひとがいるけれど、
そのヒトは被災者の気持ちを考えて、
そんなことをいっているのだろうか、と。

はっきりとはいわなかったけれど、
実は苦情がいえれば、それでいいのではないのか
という主旨がそこにはあったように思う。

以前にも書いたけれど、
このヒトは、うつけ、なところがあると思う。
最近では、納税の義務をきちんと果たしていないことがばれて、
某国営放送の仕事を降ろされたような事件もあったしさ。
しかしながら、上記に関して、確かに理解できる、
部分はあるように思うのだ。

かれは、納税の申告に関して、ずいぶんと叩かれたから、
だからこそとくにそう思ったのだろうが、
ただ献金問題の政治家に関しては、
野党時代、そもそも自分たちがそういう手法で、
当時の与党や自民党政府を叩いていたのだから、
自業自得、あるいは、因果応報ともいえるよな。
むしろ、当時のマスコミの有り様を考えれば、
まだまだ手ぬるいかもしれない。

かれが述べた、コンプライアンス病的状況は、
確かに生産的でないようには思える。

むかしテレビで、相手を批難するばかりのメールを、
野党メール、といって、
親が子どもに一番書いてはいけないメールだ、
というのを娘の立場で述べているシーンを見たことがあるけれど、
いまや一億総野党メール時代であり、
一億総コンプライアンス病時代、なんであろう。
そして、そういった状況に敢然と立ち向かい、
支持を受けているのが、
橋下大阪元府知事・現市長なんであろうな、と思う。

むかしの日本という国は、なあなあ、でまわっていたように思う。
政治家は賄賂をもらい、就職は情実で決まり、
飼いネコの名前で銀行口座を開設して、マル優制度を悪用し、
税金を払わない、というようことができたりもした。
セクハラ、なんてことばも存在しなかったしさ。
そういう時代がよかったのか、と訊かれれば、
必ずしも、そうではないかもしれない。

しかし、茂木氏がいうように、コンプライアンス病に陥って、
本質的でないことばかりで、消耗戦をしつづけることがよいのか、
といわれれば、それもまた否であろう。

この問題解決の回答はまだ持ち合わせていないのであるけれども、
なんでこんな、社会がある意味ヒステリックな状況に
なってしまったのか、
そのあたりからもう一度分析してみることで、
解決の糸口を探さなくてはならないのかも、
と思うおっさんであることだよ。


▼コンプライアンス病、というテーマで、探した写真は、
そう、テンプラ、だったのだが、
残念ながら、みっからなかったのんで、
代わりの写真は、タイのソニー売り場にいた別嬪さんを。
テンプラの写真よりも、別嬪さんの写真が好物なのは、
あっしだけではないはず、、、かな。

Bepp

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