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2011年3月27日 (日)

2010/2011正月休み@タイランド(その1・出かけるときは忘れずに)

もし敵の秘密を知ったら、友達へも話すな。
金儲けの秘訣 ・第97条)


その事実が発覚するまで、その日は実に穏やかな一日だった。
〆切間際の業務もなく、年内最後の就業日をツツガナクこなし、
一緒に働くヒトビトと3時にはケーキまで食べ、仕事を納め、
実家では2010年日本最後の夕食を食べ、
いつものように、余裕を持って空港に出かけたのであった。

今日はタイ国際航空の深夜便でバンコクに向かう。
22時に開いたばかりのチェックインカウンターに並び、
すぐに自分の順番が来たので、
Eチケットの控えを出したのだった。

これを購入されたときのクレジットカードは
お持ちではないですか?

という問いに、一瞬意味がわからなかった。
だって、すでにクレジットカードは一緒に渡し済みだったからだ。

番号が違うようですが、
との声にもまだ事態の重大性がわかっていなかった。

カードの番号がなければ、
ボーディングカードの発行ができないのですが、、、

との係員の説明にも、

そういえば忘れたなー、どうにかならないの?

というも、よく話を聞くと、
タイ国際航空ではクレカの番号を
ボーディングカード発券のパスワードにしているんだという。
ホームページにかように書いていただければ、
ぼくだって家中にある、すべてのクレカを持ってきたのだが、
そのような詳細な説明はなかったので、
てっきり簡単なチェックを行うのみだ、
と勝手に思っていたのんだ。

それぢゃしかないな、番号がわかればいいんですね、との問いに、
現物はなくても、番号がわかればけっこうです、
と窓口は柔軟な姿勢で対応してくれる。
なおかつ、クレジット会社のフリーコールの番号まで
教えてくれる周到さだ。

そもそもクレカの番号をパスワードに
ボーディングカードを発券する、
タイ国際航空のシステムの意味が不明ではあるが、
日本のような国ばかりではないのだし、
パスポートよりクレカが信用に足る、
国と地域もきっとあるのだろう。
あるいは、別の理由があるのかもしれないが、
カウンターでのあの様子では、このシステムが故に、
しょっちゅうトラブってるのは間違いなさそうだ。

当該クレジットカードを忘れ、
ボーディングカードが発券されない障害。
これが最初の危機だった。

まず実家へ電話する。

せっかく教えてもらったフリーコールの電話番号だが、
フリーコール故にケイタイでは電話できない。
これが、第2の障害。

実家で電話番号案内にかけてもらって、
フリーコールではない電話番号を調べてもらう。
その間に自分でも公衆電話を探し、
フリーコールにかけてみると、かかった。
公衆電話からは、OKなのだな、と新発見だが、
それを喜んでいる暇はない。

担当のねーちゃんは、ここではわからないので、
と別の電話番号を教えてくれるが、
それもフリーコール番号なので断り、
フリーコールではない電話番号を教えてもらう。

03で始まる番号に電話し、いらいらしながら、
機械音声の質問に答え、
やっとのことで、担当とやらに電話がつながる。

でも、クレカの番号は電話では教えない。
なにがあっても教えない、

の一点張りで、埒が明かない。
これこそが、第3の障害にして、最大の危機だった。

けっこう長いこと話したが、かれらは自分のポリシーを
曲げないばかりか、代案も名案も出そうとはしない
せめて、登録のメールアドレスに送るなりのサービスが
あってもよさそうだ、と思ったのだが、
でったいにそんなことをするつもりはないようで、

おたくのカード番号がわからないと飛行機に乗れないのですよ、
と言っても、それは、わたしの仕事ではない
と言い放たれるに至り、もうだめか、
と観念しかかったのだが、その刹那、ふと思い当たった。

このカードを使用するに当たり、
明細を郵便で送られてくるのが面倒なので、
ネットで明細を確認していたのだが、
そのIDと暗証番号は覚えている。

ネットから、番号の確認は可能ですか?

頑固なカード会社の職員に訊くと、できますよ、だって。
さっさといえよ、と思いながら、電話を切って、
ネット環境を探すよりも、ネット環境のあるとこに電話しよう、
ということで、生き別れの妹宅へ電話する。

ほんとだったら、年末に解約しようと思っていたこのカードを
よくぞ解約しなかったものだ、もし解約してれば、
ネットでの確認はできなかっただろうし、
と土俵際まで追い込まれながら、
徳俵上を巧みに回り込んでる自分を想像してしまう。

幸い生き別れの妹とその家族はまだ起きていたようで、
パソコンで確認してくれ、と某カード会社の名前と、
自分のID・暗証番号を言う。

妹の反応が悪いのに、不審を感じながら、
電話であせって指示を飛ばす。
10分以上かかって、なんとか調べがついてから、話してみると、
焦っていたせいか、1時間以上話し続けていたせいか、
ぼくの声が違って聞こえたらしく、
態度が変だったのは、妙な詐欺と勘違いしていたということだ。

なら、最初にいえよって。

せっかくの兄妹の劇的な再会だったのだが、
ゆっくり電話で話している暇はない。
急いでカウンターに戻り、カードの番号をいうと、
プリンターからぼくのボーディングカードが出現した。

ああよかった。

もう少しで飛行機に乗れないか、
チケットの買いなおしをしなきゃいけなくなるところだった。

出かけるときは忘れずに
というのはこういう意味だったのだな、
と得心しつつ、深夜のラウンジで、
飛行機のゲートが開く時間を待つのだった。

  

  

▼ちなみに、帰国後すぐ、そのカードは解約した。
だって、持っててまた使用したら、同じ目にあう可能性あるしさ。
タイ国際航空のチケットを購入する可能性があり、
クレジットカードを複数持ってる限り、
自分の番号を教えてもらえる会社のカードを使用するのが安全、
という結論だったわけっす。

▼メリークリスマス@バンコク
T

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