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2010年11月21日 (日)

ぷんぷいさんの夏休み2010(その5)

腕時計のアラームがなっている。
目が覚めた、ということは出かける運命であるようだ。

昨晩チェックインした、このスニーグランドホテルが、
タイの地方ホテルにしては悪くなかった、がゆえに、
パクセへの出発を決めかねていた。
朝早くから起きるのはいやだなー、という気持ちも強かったのだ。

このままだらだらウボンにいてもいいかな、というのが半分、
でも陸路による国境越え未踏のチョンメックは、
いずれ越えねばならないし、
年々なくなっていく前向きな気分を考えると、
今回を逃すともう2度とここを越える機会は
失われたままになるかもしれない、というのが半分、
例によって、起きれれば、という賭けは、まず起きてしまう、
この身の悲しさよ、というところだ。

起きた限りは行かねばならぬ。
この辺はけっこう律儀で失敗のない男、なので、
さっとシャワーを浴びると、荷物を抱えて食堂へ行く。
別に食べなくてもよいのだが、
わざわざ行ったのには、わけがあった。

ウボンのホテルは、たいてい食事がだめだ。
もちろん、リゾートをのぞく、
タイの地方ホテル全般にいえることだけれど、さ。

だが、ここは1泊1500バーツ(約4200円)である。

タイの地方としてはなかなかいい値段だろう。
で、朝食はどうなん?という興味もあった。

今までの朝食の中では、昨日タクシーで
このホテルに来るとき前を通ってきた、
パトゥムラットホテルの朝食はとくにひどかった。
記念碑的まずさ、といってもよいだろう。

まあ宿泊料だって安かったが、それを大きく越えてひどかったな。
にもかかわらず、以前は紹介されていなかった、
このパトゥムラットホテルホテルが、
最新の地球の歩き方に紹介されているのはなんでだろう。
替わりにトーサンホテルが落ちている。
ネバダグランドも。
基準がいまいちわからんな。

さて、スニーグランドの朝ごはんだけれど、
1500バーツのホテルならこんなもんか、というところだ。
コーヒーは煮詰まっていたし、品数も少ない、といえば少ないが、
少なくとも食べる気が起こらない、
このへんの他のホテルよりは健闘している、かな。

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さっと済まして、チェックアウトしようと、キャッシャーへ。
チェックに時間がかかるのは田舎ホテルの悲しさよ。

しかも、飲んでないもいない、冷蔵庫のシンハービールの
料金を請求されそうになる。
ぼくは酒飲まないんだけど、というと、
それ以上なにもいわなかったので、まあええだろ。

昨日フロントでもらった地図によると、
10番のソンテウに乗れば、バスターミナルにいけるはずだ。
信号を渡ると、すぐソンテウが来て、ちゃんと10番だ。

ビンゴ。

あっという間に、以前ムクダハンに行ったときに使った、
バスターミナルに着いた。
記憶どおり、向かいは郊外型スーパーのビッグCだし。
帰りはここでご飯を食べよう、と思いつつ、
10バーツ(約28円)払い、ソンテウを降りて、
切符売り場へ探す。

制服を着たおばさんが、どこへ?

と訊くので、パクセ、と答えると、切符売り場へ誘導してくれる。
200バーツ(約560円)とパスポートを渡すと、
すぐに切符が手に入った。

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ホテルを出てから、流れるようにここまで来ると、
たびの醍醐味もへったくれもあったものではないな、と思う。
トラベルの語源は、トラブルの語源と同じ、
とどっかで聞いたように思うけれど、
こうなると、これはもうたびではない、かも知れない。
そういえば、ファーストクラスに乗って、
あちこちにテレビカメラとともに出没し、
たびびとを騙っていた元サッカー選手もいたよな。
それほどひどくはないけれどさ。

事前に調べておいたとおり、出発は9時半だ。

途中で道が砂利道になった折は、どうしょうか、と思ったけれど、
それも長くは続かず、11時過ぎに国境に着く。

まずは恙無くタイを出国し、緊張感のない通路を進み、
ラオ側のイミグレーションに着く。
出入国カードをもらい、記入後、パスポートといっしょに出す。
バスの中で、アライバルビザの申請書ももらって記入済み、
だけれど、日本人はビザなしで入国できるはずだから、
ビザの申請書出して、無用なお金を払うのもいやだしね。
でも、バスに置いてかれるのもやなので、念のため、
記入は済ませてあるのは、われながらあざといな。

なんでか50バーツ(約140円)の手数料(?)は
とられたものの、無事にビザなしで入国のはんこをもらい、
バスを探すとまだだれも戻っていない。

15分で手続きを済ませろ、とバスには紙が貼られてたけれど、
この分では無理だろうな、と思いつつ、
5バーツ(約14円)払って、
外から丸見えのトイレで小用を済まし、バスで賢く待っている。

結局、全員がそろったのは着いてから55分後、
たぶん1番に近かったぼくが済んでからでも、
30分以上は経ってからで、
予想通り、ファランばかり、仕事が遅い。

ヨーロッパ人であれば、陸路の国境越えは慣れてそうだがね。
タイ人もラオ人も(ぼくには両者の区別はつかないが)、
置いてかれるのがいやなのか、言葉が通じるせいなのか、
けっこう早くにバスに乗っていた。
暑い外にいるのがいやだった可能性も捨て切れないが。

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到着したパクセのバス停は、予想と違い、
タラート・サオのそばではなく、
タラート・ラクソーンのそばであった。
それも最初はわからなくて、チャンパホテル、
せこいホテルを見て、自分の居場所がわかったしだいだ。
明日の帰りのバスのことを考えて、
現在地をきちんと把握しておかないと、2度手間だしさ。

さて、まずは泊まるべきホテル探しだ。
ガイドブックによると、街で一番立派そうなのは、
チャンパサックパラスホテルで、
最低20USドル位からあるようだし、
ここにしようと思っていたが、
外観はけっこう貧乏人を寄せ付けない威圧感がある。
外観だけ、という可能性もあるが、それにしてもいいんだろか、
と思いつつ、意外と安っぽいフロントで、
部屋はあるか、と訊くと、
60USドルという予想外の答え。
もっと安い部屋はないの?
と重ねて訊くと、今日は一杯だ、という。

ほんとかよ、と思いつつ、とりあえず見せてもらうと、
コロニアル風、というのんか、女子受けのよさそうな部屋で、
まあまあよいかな、とここに決めた。
たしかに4階で、20USドルの部屋の3倍、眺めがよい。

階段で下って行きながら、安い、
と思われる掃除中の部屋を見ていくと、
狭そうだし、暗そうだし、60ドルの方でよかったか、と思う。
日本円なら、5千円ちょいだしさ。

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着替えなんかをかばんから取り出し、街を歩いてみるに、
ここは1泊で十分、明日の午後3時半の出発を
午前8時半の便に変更することを即決するに値する場所、
であることが判明する。
なんというか、まだ消費文明に到達していない、よおで、
ぼくのように資本主義に毒されたおっさん
長く存在することができない場所であるようだ。

国道13号線沿いを往復して、タラート・サオをみたら、
もうすることがない。

なんか変に愛想のいいインド人のおっさんのいる、
ジャスミンレストランというとこで、
マトンのマサラとナン、タンドリーチキンを食べて、
7ドルだかを支払い、ホテルに戻った。

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明日は絶対早起きして、ウボンに帰るぞ、
あさってはバンコクがぼくを待ってるぞ、
とお決まりの展開になっている、
おっさんなんであることだよ。

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