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2010年11月24日 (水)

ぷんぷいさんの夏休み2010(その6)

鳥のさえずりで目が覚めた。

なんていうと、けっこう優雅だが、
起きる必要のないヒトにとっては、拷問に近い騒音だ。
朝5時にもなっていない時間だし。
ぼくの場合、起きるべき時間にまあ近かったので、
鳥どもを笑って許してやったけれど。

さて今日のミッションは、タイのウボンにできるだけ早く帰る、
ということに尽きる。
こんな不便な場所には、1秒たりともいれない、
との結論に昨日早くも達したのんだ。

タイの田舎に来れば、バンコクが恋しくなり、
ラオスに来れば、タイの田舎が恋しくなる。
ほんとにぼくはしようのないヤツバラだ、とは思うものの、
こういう気持ちこそが人類発展の原動力に違いない、とも思う。
都会の消費文明や原子力発電を批判するものは、
電気のない環境で1週間でも暮らせばよい、
といったいぼくは誰に毒づいてるのんか。

とりあえず朝食を食べに行く。
移動の最中、トイレがない環境があるのんで、
正しい判断であるか、心配がないではないが、
今回は行きと同じルートなので、まだしも準備ができる。
バスターミナルを出たら、国境まで40分、国境を越えたら、
1時間半はトイレなし、という感じだ。

思えば、たびは、排出との戦いだ。
飯はまる1日くらい食べなくてもなんとかなりそうな気がするし、
かばんに携帯食や水を用意することもできる。
しかし、トイレに関しては、ないとこにはない、のである。

誰かが、言った。

人はトイレの前では平等である。

どんな人間も、トイレをもって移動はできないのである。
もちろん、オムツをする覚悟があるなら、話は別だが。

しかし、ひととして、別の大切な何か、を失うような気がして、
ぼくはまだオムツをするつもりはない。
たしか晩年の故中島らも氏はオムツ着用の人生
を送ってたのではなかったか。

そんなことを考えながら、朝食を喰らうのであった。

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文明から遠く離れたこのラオスにもいいところがひとつある。
たぶん、もっともっとあるのだろうが、
ぼくにとって一番便利なことは、
ぼくのタイ語が通じやすいことだ。

タイよりも通じやすいのである。
英語でも第2外国語の者同士のほうが通じやすい、らしいが、
ぼくのタイ語も同様なのだ。
もともとタイ語とラオ語は、方言程度にしか違わないしさ。
嘘だと思うなら、ラオスでタイ語をしゃべってみよ。

食堂は混んでいた。
昨日ぼくのための安い部屋がなかった、というのは、
どおもほんとのようだ。
しかも、西洋人や日本人の団体ではない。
食堂の係りのねーちゃんに、ここで飯喰ってるのは、
タイ人か、ラオ人か、と訊いてみるに、
答えはタイ人とのことだった。
いまやタイ人も、旅行を愉しむ時代なのだ。

ついでに、ラオスの衣装の写真を撮らせてもらう。
コープチャイ、と、ラオ語で、お礼を言って、飯に戻る。

さて飯が済むと、チェックアウト、そんでもって、
バスターミナルへの移動となる。
ソンテウか、トゥクトゥクに乗ったら楽なのは知っているが、
実は昨日のラオス入国以来、1キップも両替していない。
USドルか、タイバーツで済ましてたのんだ。
店によってはだめ、というとこもあったのだが、帰る段になって、
ややこしい金の話をするのもうっとうしいので、歩く。
20分くらいだしね。

無事ターミナルに着き、バスのキップもキップなしで、買えた。
昨日と同じ200バーツでOKだったのはよかったな。
当たり前、といえば、当たり前か。

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8時半ころに出発し、川にかかった橋を渡るときに、
立派なホテルがあるのに初めて気づいた。
これがたぶん、国境に宣伝があった、パクセグランドホテル、
というやつだろう。
こっちの方がバスターミナルに近かったし、知っていれば、
こっちの方を選んでいただろうが、むしろ知らないでよかった、
泊まった方のホテルでは貴重な経験ができたな、と思う。

国境には、9時20分着、席は前の方だったにもかかわらず、
横のファランが動かないので、バスを出るのが最後になる。
おまけに、ラオスのイミグレときたら、
昨日同様、官僚的で、非効率的だ。

タイのイミグレ見習えよ、と心の中で、毒づきながら、
やっぱラオスはどっか社会主義国だよな、と思う。
コイズミも日本の郵政の民営化なんかせずに、
ここのイミグレーションの民営化でもすれば、
感謝してやったのに、と心で思う。
でもビザ代なしだから、今日はこれぐらいで勘弁しといてやるか、
とか思いつつ、タイのイミグレに向かう。
歩きながら、そういえば、昨日は払った手数料、
今日は払わなかったが、よかったのかな、
とちょいと気になるが、まあええやろ。

フレンドリーで効率的な、タイのイミグレを抜けて
(もちろん、ラオスとの比較の問題なので、いやみではない)、
タイ側で待っていた、乗ってきたバスに乗り込む。
ああ、タイに戻って来れた、まだ消費文明地帯の端っこだけれど、
とりあえず帰ってこれてよかったよかった、
と感動にむせぶ、おっさんなんであったことだよ。

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コメント

トイレの前では人は平等!
はい、まことに。

阿智胡地亭さん、まいど(^^
お久しぶりです。

>トイレの前では人は平等!
>はい、まことに。
同意いただき、ありがとうございます(^^♪

ちなみに、もうお判りかとは思いますが、

>誰かが、言った。
>人はトイレの前では平等である。

の誰か、とはいつものことながら、あっしでやした^^;

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