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2010年6月27日 (日)

ガンヂーミスノン

一念は在庫の山をも動かす。
金儲けの秘訣 ・第96条)


誰かがいった。

人生の修正はたやすくないが、文書の修正ならミスノンでできる

むかし仕事机では必ず、小さなインド人風の爺さんが
微笑んでいた。

その後修正液は、押し込みタイプ、テープタイプ、
といろんなバリエーションが出たけれど、
ぼくはずっと刷毛の入った本液と、
それが濃くなったときに注入する薄め液がセットになった、
ガンヂーミスノン愛用していた。
最近は引退前ののプロ野球選手のように、
出場機会こそ減ってはいたけれど。

もちろん確認したわけではないが、修正液の衰退の影には、
ワードプロセッサー的存在勃興があった
のは間違いないだろう。
稀に下書きを脳内で行える天才的な人もいたようだけれど、
そんなヒトは例外であって、文書の作成にあたっては、
まず下書きを行い、文案を練ったあと、おもむろに清書をする、
というのがワープロ以前のの凡人の文章作成作法であった。
それを根底から覆したのが、ワードプロセッサー、
という機械だったわけだ。

当初は、和文タイプに替わる清書道具だったそれは、
値段の低下に伴い、各人の卓上に置かれ、
打ちながら内容を考えるのが当たり前の作法になっていった。
やがてワードプロセッサー的機能は、
パソコンのなかに吸収されていったけれど、
もはや文書はフロッピーやハードディスクなどの記憶媒体
に保存され、いつでも取り出し、修正液なしで、
簡単に修正が行われる流れは修正されようもなかったようだ。
文書の修正は、修正液ではなく、
打ちかえてプリントされることで、
対応されることになったわけだ。

そんななかで、とある企業が危機的状況にさらされていった。

丸十化成株式会社、だ。

修正液とインキ消しを主力商品とするこの会社は、
時代の波に呑まれ、やがて市場から静かに退場して行った。
市場の要求にも非服従で新製品の開発を行なわず、
他社の市場に暴力的に参入することもしなかったのんは、
その特徴的なロゴで見るものを心を鷲掴みしていた、
ガンヂー印の精神を全うした、ということだろうか。

今ガンヂー印の商標の修正液は、株式会社カズキ高分子、
という会社が製品に上からシールを貼って販売しているようだ。

Gg1

Gg2



▼ちなみに、うえの、

人生の修正はたやすくないが、文書の修正ならミスノンでできる

の発言者たる、誰か、は、実はあっしである。
株式会社カズキ高分子さんで、
使ってくれんかな、使用料金はいらないしさ^^; 

▼ガンヂーは、マハトマ(偉大なる魂)と呼ばれ云々、
とむかし社会の教科書で習ったような気がする。
タイでも、大学はマハーウィッタヤーライという。
このタイ語のマハーは、たぶん大きい、という意味だと思う。
インドからはタイへは仏教用語を始め、
いろんなことばが来ているようなので、同根の可能性があるね。
面倒だから、調べないけど。

2010年6月20日 (日)

ぷんぷいさん、2度裏切られる

商売は戦争のようなもの。誰が勝つかが重要だ。
金儲けの秘訣 ・第282条)


カメルーン戦で、大会中最低ともいわれる試合内容であっても、
勝利してしまった岡田ジャパンのことを
みんな急に注目したり、誉めそやしたりするようになったけれど、
正直ぼくは、かれらを信じる気にはなれなかった。
カメルーンチームがたまたま日本よりさらに不出来で、
しかも不運だっただけなのに、
なんでみんなあんなに浮かれてるんだ、と。

オランダにはたぶん負けるのだろうが、
でも徹底的に守備を固めれば、
ひょっとしてスコアレスドローに持ち込めるかもしれないし、
カメルーンとデンマークの試合結果如何では、負けても、
グループリーグ突破のチャンスは大いにあるだろう。
今のチームには期待はしてはいないものの、
今回の成績次第では次回のワールドカップで、
アジア枠が削減される可能性がある、ということだし、
さすれば、ここは試合内容やチームの出来不出来にかかわらず、
日本にはグループリーグを突破してもらいたいし、
愛国者仲間の知合いからは、魂を売るのか
と軽く非難されながらも、

燕雀いずくんぞ 鴻鵠の志を知らんや

などと嘯きながら、真の愛国的精神の発露から、
反日某国の代表チームのグループリーグ突破も願う、
ぼくであったわけだ。
グループリーグ突破の可能性があるのなら、
反捕鯨テロ支援国の代表チームだって、
ならずもの国の代表チームだって、応援する覚悟だ。
ただ、反捕鯨テロ支援国の代表チームは、
なんでアジア枠なの、という疑問はあるけどね。

そういう思いのなかで、本日19日、
グループリーグ第2戦目のオランダ戦を観ることになった。
前記のとおり、でんでん期待していなかったのに、
それはいい方に大きく裏切られた。
世界ランク4位のオランダに対して、
前半戦45分間のなんとすばらしいゲームであったことよ。
まさに、ビューティフル、と賞賛していい内容であった。
もちろん、日本にとっては、ということになるだろうが。

売上げはすべてを癒す、ということばがあるけれど、
それがどんなにみっともない勝利であったとしても、
勝ち点3が、チームを立て直し、選手の能力を引き出し、
監督にまで自信を与えた、のだろうか、
今まで無様に負け続けた同じチームとは思えない、
試合内容だった。

しかし後半、オランダに先制点を許すことになった。

ここまできても、まだぼくは岡田ジャパンを
心の底からは信じていなかった。
このまままたぐだぐだの試合になってしまうのではないか、
ということを恐れ、テレビの前から離れて、
車で移動しながら、ラヂオで実況を聴くことにしたのんだ。
前半せっかくいい試合だったので、
今後展開されるだろう醜い状況
目の当たりにしたくなかったわけだ。

しかしここでもまた、ぼくの予測はいい方に裏切られる。
ラヂオ実況を聴いていると、
岡田ジャパンは失点後も善戦しているらしい。

ひとり盛り上がっているアナウンサーをよそに、
スパイスの効いたコメント、というよりは、
毒を吐き散らしていた、解説・ゲストの、
金子達仁氏と前園真聖氏の掛け合いも面白かった。

交代で出てきた、中村俊輔選手のことを批判して、
野武士集団のなかに、お公家さんがひとりいるような、
と表現したり、岡崎・玉田両選手の投入を、
これで結果がでれば、岡田監督の今後の監督人生が
変わるような思い切った起用(つまり、成算のない賭け)、
と評したりね。

90分間、負けはしたものの、
本当にすばらしいゲームだった。

カメルーン戦までの一連の試合を見ていて、
とってもげんなりしていたけれど、
岡田ジャパンには初めて心から、エールを送りたくなった。

頑張れ、ニッポン!

▼朝起きたら、デンマーク対カメルーンは、
2-1でデンマークが勝っていた。
これで、日本は最終戦デンマークに負けない限り、
グループリーグ突破ということになる。
もう一度叫ぼう、

頑張れ、ニッポン!

▼お公家さん、といえば、
パッケージに日本のお公家さん風の絵が描かれていた、
しょぐね、というお菓子をむかしタイで見かけた。
しょぐね、というのは何、タイ語ではなさそうだし、
将軍のことだろうか、とタイ仲間と話をしていたのだが、
さりげなく、修正されていた、ようだ。
しょぐね、の方がインパクトあったのにね(^^)

Sho

2010年6月13日 (日)

お返し

復讐は無駄。
金儲けの秘訣 ・第83条)



いつも尿酸値を下げる薬をもらっている医院の医者は、
いわゆるムーミン体型だ。
そして、看護婦さんのうちのひとりは、
さらに3割ほど肉付きが良い。
ぼくは、この医者に、痩せろと命じられたり、
この看護婦さんに、また太りましたね、とかいわれつつ、
毎月ザイロリックという薬を処方してもらってる。

もちろん、医師としての職務上の発言
であることはわかっている。
しかしながら、自分とあんまりかわらない体型の人間に、
痩せろ、だの、運動しろ、だの、食生活を気をつけろ、だの、
言われることになんとなく不条理なもの、
を感じていたのも事実だった。

中共の政治家に人権について諭されたり、
半島の人間に感情的行動を注意されたりしたような、
そんな気分の悪さを感じていたのんだ。

こういう理不尽さに関して、ぼくは執念深い。
いつか、お返しをしてやるぞ、とその機会をうかがっていた。
もちろん、痩せなさい、というのに、おまえもなー、とか、
おまえがいうなー、と返すのは、簡単だ。
しかし、そういう品性に欠け洗練されていない種類
の発言は、ぼくの好むところではない。

先日、その機会が突然にやってきた。

いつもの看護婦さんに呼ばれ、診察室に入る。
診察、というと、たいそうだけれど、実際は、
どうですか、なにかおかわりありませんか、
ではまた薬出しておきましょう、というだけなのだが。

ところがその儀式の後、ぼくが診察室を出ようとすると、
突然ムーミン医師が咳き込み始めたのんだ。
10秒たっても、20秒たっても、咳は治まらない。

ぼー、と咳が止まるのを待ってるものなんだし、

お大事に、

といってぼくは出てきたのだった。

この機会に、お医者さんが患者に、お大事に、
といわれる理不尽さをお返ししてやったわけだ。
看護婦さんは爆笑していたが、ぼくが出て行った後、
ムーミン医師に、いつまで笑てるねん、
とかのじょが怒られてなきゃいいんだけど。


▼この手の理不尽さ、というのは、
ほんとに書いて字の如く、尽きないものだ。
総選挙を経ずに、総理大臣が変わっていく政権を
批判していた現与党が、今おんなじことをしてたり、
強行採決を批判していた現与党が、今おんなじことしてたり、
押されてる方向とは違う方向に倒れて、
車椅子で出勤した現与党の国会議員がいたり、、、
これは理不尽とはちょいと違うかな'`,、('∀`) '`,、

 
 

▼写真は、政治の理不尽と闘ってた頃の、タイの赤シャツの皆さん。
かれらの詳しい話は、またそのうちに。。。

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