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2010年2月21日 (日)

なんくるないさあ

契約は破棄できなくても、ねじ曲げることは可能だ。
金儲けの秘訣 ・第5条)



後藤次男さん、という野球人がいた。
かつては阪神タイガースの主力選手であり、
監督もたしか2度ほど務め、ぼくが子どものころは、
主にサンテレビの阪神タイガース主催ゲームの解説を
していたヒトだ。
その風貌からか、クマさん、と呼ばれていたようで、
クマさんのトラ情報、というコーナーもあったよな。

たぶん、1985年の優勝時だったか、と思うのだけれど、
スポーツ新聞に、かれのコメントが載っていた。
まんねんでっしゃろ文体、とぼくが呼んでいる、
関西地方以外のヒトが関西地方の真似をした関西弁で。
後藤次男さんの解説を聞いたことのあるヒトならわかる、
と思うが、かれはそんな日本語を話さない。
そもそもかれは、関西出身ですらないのんだ。
ネイティブでない関西人が、勝手にそれらしく
アレンヂしたコメントだったわけだ。

しかしながら、言語表現についての先入観、
というのはけっこうあるようだ。
関西人類同士の会話をよその地方の民が聞くと、
内容に関わらず漫才のように聞こえる、というし。

ま、そういうことで、ウチナンチュウには失礼を承知、
で書くのだけれど、なんくるないさあ、
という沖縄のことばがマイブームである。
本来はなかなかに深い意味をもつことばらしいが、
表面的には、英語のノーブロブレムや、
タイ語のマイペンライに近い意味で使用されているように思う。

ぼくも、なにかいやなことがあったり、
問題が発生しても、なんくるないさあ、
とつぶやいて我慢
するようにしていたのだが、
そうが高じて、いまではなんでもない、普通のことばにも、
なんくるないさあ、をつけていってたりする。

犬も歩けば、なんくるないさあ
猫もコタツで、なんくるないさあ
3人寄れば、なんくるないさあ
サルも木から落ちる、なんくるないさあ

そういえば、今の政府もけっこうこの精神にそって、
政策を行っているようだ。

ガソリン値下げ隊まで組んで、暫定税率を批判したけど、
結局廃止しなかった、なんくるないさあ
ついでに、環境税新設で、なんくるないさあ
子ども手当の財源なくても、なんくるないさあ
節約とかいって選挙に勝てば、
あと赤字国債増額でも、なんくるないさあ
所得税は消費税ぢゃないから、
上げても、なんくるないさあ
外国人に選挙権与えても、なんくるないさあ
秘書が逮捕されても、代議士が逮捕されても、
労組から裏金もらっても、なんくるないさあ、
基地移転で適当なこといって、
閣内不一致でも、なんくるないさあ

ほんとはあんまり、なんくるないさあですまないこと、
多くないことない?

Photo




▼写真は沖縄の空港で会ったドラエモン。
なんくるないさあですまないときは、
ドラエモンに頼んでみる?
それとも、ママに頼んでお金で解決する?

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