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2010年1月30日 (土)

金の苦労

金は決して作れない。それは得るか失うかだけだ。
金儲けの秘訣 ・第104条)



縁がなかった、といってしまえば、かっこよいが、
男性的魅力に乏しいがゆえに、独り者の人生を歩んできた。
おそらく残り少ない、と自分では予測する、
これからの人生も、独り者だろう、と思う。

ただ、オトコ独り、というのもさほど悪くない選択だったのか、
と最近思うことがたびたびある。
生き別れの妹の子ども、甥や姪にあたる人物にさえ、
もう数年あったことがないくらい、子どもが苦手なので、
自分の子どもが欲しいわけでもなかったし、
結婚すれば直面しなければならなかっただろう諸問題で、
頭を悩ますことを免除されてきたことも、
結果的にはよかったんかな、と思うのんだ。

なにより多くの場合、好きあい、両性の合意の下
なされたにもかかわらず、
赤の他人が共同の生活を送るべく作った、
社会の最小単位たる、夫婦者で、
幸せに過ごせてなさそう、な者たちの割合が、
なんとなく増加しているような、そんな気がするし、
なんでそうなのか、というのはおいといたとしても、
賭けに出て勝利者になるよりも、そもそも賭けに出なかった、
あるいは賭けに出れなかった、ということに感謝したいほど、
なんか今の日本の夫婦関係は、問題に満ちているように、
部外者たるぼくには、思えるのんだ。

たとえば、最近ネットで見たのだけれど、グルグル検索で夫、
のあとに、スペースを入れると、
他のヒトたちが、どんなことばを同時に検索したか
候補が挙がってくるのだけれど、夫 死んでほしい、だの、
夫 嫌い、だの、ろくなことばが上位に、
挙がってこないのんだ。合掌。(-人-)
それに引き替え、妻、で同様のことを行うと、
誕生日プレゼント、だのが上位に挙がってくる。
日本の既婚男性は、死んでほしい、と思われながら、
まったくおめでてーな、と深く感じ入った次第だ。

ところで、その夫婦間の問題の原因の最たるものは、
お金がらみのこと、かもしれない。
会社にリストラされてその結果、嫁にもリストラされた、
とか、1日のお小遣い(!)が昼食代込み500円、だとか、
お金があれば経験せずにすんだ不幸な出来事
最近よく耳にする。

ぼくは大学を出たとき、
正確に言うと、大学の卒業式の段階で、
4月以降のことが決まっていなかった。
できれば、どこかの高等学校で、非常勤講師をして、
教員としての実績を積みながら、夏の採用試験に向けて、
十分な準備を行いたい、と思っていたが、
口がなければ、試験勉強に全力を傾注するつもりだった。
試験に合格しなれば、でったい教員にはなれないのだし。

そんな年度末のある日、おあつらえ向きな非常勤講師の話が、
某私立の高等学校から来た。
時間数も適当だし、うまくいけば、
そこに専任としてもぐりこめるかもしれない。

ところが、息子の就職を心配していたぼくの母親は母親で、
親戚の近所に住む公立高校の教頭先生だかに、
親戚を通じて口があれば、と、お願いしていたらしい。
うまい具合に、その高校の社会の先生が、
別の学校の教頭かなにかで抜けることになり、
わざわざ頼んでいた関係上、
ぼくは、泣く泣く某私立の方を断って、公立の方に、
1年間の期限付き常勤講師、という形で勤務することになった。
以前にも書いたかもしれないが、期限付きとはいえ、
常勤で働くと時間に制約ができ、勉強時間がなかなか取れない。
そんなジレンマに疲れ、ぼくは教員になることを一旦あきらめ、
たまたま口があった別の仕事についてしまったのだった。

それ以来20年以上、ぼくは何回か仕事はかわったけれど、
無職になることもなく、父親も堅実にサラリーマン生活を全うし、
家族が大病をすることもなく、
金持ち、というわけではないけれど、
とりあえず貧乏ということもなく、地味に生きてこれた。
少なくとも、お金の方面で追い込まれた、ということは、
今のところ経験がない。

結婚できんかったのも、結婚生活の苦労と、
それに伴う金の苦労はぼくの器量では難しかろう、
という神さんの配慮だったのかもな、と今日も独り思う、
おっさんなんであることだよ。

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▼鳩山ブラザース、の母親による献金が最近大問題になったが、
もちすぎてる方の金の苦労にも、もちろん縁がないっす。
こっちの方は、ちょっとして経験してみたいもんだね^_^;

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