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2009年2月 1日 (日)

またティダイサンで

もし敵の秘密を知ったら、友達へも話すな。
金儲けの秘訣 ・第97条)



バンコクに来る楽しみのひとつに、
おいしいタイ料理が気軽に食べられる、ということがある。
いつも行くネオタイは大阪で屈指のタイ料理の名店である、
と信じているが、野菜パパイヤが手に入らないときは、
ソムタムが食べられない、という点でじゃっかんの弱みがある。
常夏のタイでは、年中パパイヤが手に入らない、
ということはないし、これは本場の強みであろう。

今回もバンコクで過ごした日は、ほぼ毎日同じ料理屋に通った。
ほかにもおいしい店はあるけれど、独りで入りやすい、とか、
好みの料理が多い、とか、いろんな条件を考えると、
ここに毎日通うことになってしまうのんだ。

そういうとある日のティダイサンで。

隣のカップルが気になった。
注文がすむと、料理が来るまで他にすることがないのんで、
つい近隣のテーブルの客を観察してしまう。

自信はないが、女の子の方が日本人ぽい。
向かいに座った男の子は、あんまり色黒ではないけれど、
タイ人だ。
そして女の子が、そのタイ人彼氏の汗を向かいから
拭いてやってるのんだ。

タイ人同士のカップルなら、あんまり違和感ないが、
いまどきの日本人の女の子がそんなことするんだろか。

残念ながら、拭いてもらった経験もないし、
最近日本ではとんと見ない気がするな。
しかも、かのじょの方のタイ語が流暢だし、

色白のタイ人?

かとも思った。

あとで店員に訊くと、やはりかのじょはやはり日本人らしい。
タイ彼が精算して、車で去っていく。

タイ彼が払ったということは、メンダーではないのだろうし、
それどころか、車ももってるなら、
きっと金持ちのタイ人なのだろう。
空心菜炒めを食べながら、まずは、めでたし、めでたし、
と思いながら、日本の女子も、タイではタイ女子のごとく、
彼氏の面倒を甲斐甲斐しくみるのだな、
と伝統的支配の力とか、タイ女子とのサービス競争の圧力とか、
ということについて、思いを馳せてみる。

また、別の日のティダイサンで。

隣のグループは、タイ人夫と日本人嫁と幼児、
そして、その母親風。
また空心菜炒めを食べながら、聞くとはなしに母娘の話を聞く。

聞いているうちに、母の方の話し振りが妙に若く、
親子同士の会話風でもないことに気づく。
ひょっとすると、年の離れた友達なのか。
おんなふたりの日本語の会話に入っていけないタイ人夫は、
ずっと子供の面倒をみている。

おんなふたりは、ウルトラマン太郎の歌を合唱してたかと思うと、
タイのバリヤフリーの遅れなどを批判してる。
ついこないだまで、電気製品買うために娘売ってたような国
なのに、そんな急に近代化するかよ、と思いながら、
黙って空心菜炒めを食べる。

そのうち子供がぐずりだしたので、日本人嫁はあやしがてら、
子供を連れて店の外へ出て行った。
年寄りの友人とタイ人夫がふたり残されたのだが、
母親風はタイ語ができず、タイ夫は日本語ができず、
ぎこちない空気のなか、ぎこちない会話がなされた。

通じてるんだかどうなんだか、と思いながら、
食べ終わったので、代金を払って帰ることにした。
そのとき、幼児とともに帰ってきた嫁を見て絶句した、
っていうか、もとから独りだから、誰ともしゃべってはないが、
独り密かに絶句した。
真横なんでわからんかったけど、日本人嫁は、
母親と思ってた友人と同世代ぽいではないか。
タイ人夫が若く見えた、というか、実際若いようなので、
ぼくが勝手に母娘と勘違いしたのんだ。

むかしは、タイ人の若い嫁もらうのは、おっさん爺さんで、
男の専売特許だったけど、
最近は逆バージョンもありなのねー、
と妙に感心しながらも、ぢゃあ、ぼくもひとつ頑張ってみるか、
とは思わない、孤独を愛するおっさんだったわけなんである。


▼ここの料理では、コームーヤーン(豚焼き)、
ガイトート(鳥のから揚げ)、空心菜炒め、
ソムタム(青パパイヤのタイ風サラダ)をあっしはよく食べた。
ガイトートの絶品さに比べ、ガイヤーン(鳥焼き)は
あっし的にはいまいちだったな。
あと、トムヤムクン(えびの辛酸スープ)や
ゲンキヨワン(緑カレー)は、独りだと食べきれないので、
あまり頼まなかったすね。

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