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2008年8月24日 (日)

8番ラーメン

会話はタダだがシンセエールには金がかかる。
金儲けの秘訣 ・第30条)



友人や知り合いとふたりでいて、黙っているのが苦手だ。
よほど気の知れたひとなら、別にかまわないのだけれど、
逆に、よく知らないひとほど、なにか話さなくてわ
と思ってしまう。

話す内容は、なんでもいいのだけれど、沈黙のなかで、
ふたりいる空間、というのが、激しく苦手なのだ。

そういう場合、無理からでも話題をつくって話してしまう。
いわゆる、毛繕い会話、というやつだ。
猿が毛繕いをしてやることで、敵意がないことを示すがごとく、
気安く会話することで、あるいは、
気安く会話するふりをすることで、あなたのことが嫌いでない、
ということをお互いに確認するわけなんである。

こういう場合、相手が関西人類だったら、話は簡単だ。
文化的共通理解が多いが故に、話のとっかかりが多い。
また、多くの関西人類は口が軽いため、
スムーズに会話が進み、話すうちに、さらに理解が深まり、
美しい友情の始まり、があったりもしようというものだ。

ところが、同じ文化圏に生きた民でない場合はけっこう難しい。
相手がどんな話だとのってくるのか、暗中模索を重ね、
話の鉱脈を探すことになる。

最近、北陸地方出身のひとと話すことがあった。
ぼくは日本国中、踏んだことのない県がない、
というんのがひとつの自慢なのであるけれど、
実は北陸地方は遊びに行ったことも宿泊したこともなく、
通過した経験しかない。
こっちの方はひとつの鬼門なんである。

しかしながら、行かなくても共通理解はあるものだ。
この地方出身のひととは、バンコクでよく通っている、
8番ラーメンの話を振り出しにすることが多い。

8番ラーメンは、バンコクの多くのショッピングモールに
店を構える、成功したチェーン店だ。
マクドやミスドやKFCなどと同様、タイ人の客を
捕まえることができたのが、成功の秘訣だったのだろう。

ぼくは、最初これが日本に実在するラーメン屋さん
だとは知らなかった。
つまり、タイで起業された、日本食の店だと思っていたのんだ。

なんで北陸のラーメン屋さんがタイで店舗を展開しよう
と考えたのかは知らないが、タイに進出し、
早々と撤退した過去を持つ、吉野家ができなかった
ある意味、偉業であることは間違いない。

タイ料理に飽きたら、ぼくはここで、冷麺を食べる。
辛くないものにホッとできる幸せな瞬間なのである。


▼8番ラーメンでよかった。
6番や9番や18番だったら、名前を呼ばれるときに、
あほになられるところだった(^^;)

8

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▼バンコクで見かけた、吉野家、ならぬ、牛野家。


Photo


 

 

味も見た目も本家に遜色ない。


Photo_2


 

 

 

ただし、値段も日本の本家並み。タイでは高め^^;

Photo_3



 

 

 

 

ちなみに場所はタニヤのダソヒル^^;看板の裏でやんす。

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コメント

そうですね〜!
関西人は初対面でもフレンドリー♪
関東出身の私も初対面の関東人と仲良くなるのは気持ちがすり減る思いがしますが、
関西人なら結構初対面でも会話が盛り上がる事が多いので嬉しいです!
ビバ!関西☆

師匠がこのブログでタイに行かれた時にご紹介される「8番らーめん」が日本の、それも北陸のラーメン屋であるというのは意外でしたね!
名前からしてわざとらしいのでタイ人の発想かと思っていました。
ところでこのラーメン、美味しいんですか??

はぎ妻さん、まいど^^

>そうですね〜!
>関西人は初対面でもフレンドリー♪
>関東出身の私も初対面の関東人と仲良くなるのは
>気持ちがすり減る思いがしますが、
>関西人なら結構初対面でも会話が盛り上がる事が多いので嬉しいです!
>ビバ!関西☆
そういえば、実は関西人でないんすよねー、はぎ妻さんは。
初対面のときに、はぎ妻さんのあまりのパワーに思わず、あっし、
少し引き気味だったのを思い出しました^^
なんせあっし、関西人にしては、内気でネクラで無口なもんで(^^;

>師匠がこのブログでタイに行かれた時にご紹介される
>「8番らーめん」が日本の、それも
>北陸のラーメン屋であるというのは意外でしたね!
たしかそむさんに教えてもらったんすよ^^

>名前からしてわざとらしいのでタイ人の発想かと思っていました。
>ところでこのラーメン、美味しいんですか??
まずくはないですよ^^;
でも日本だと、わざわざ食べないかもしれませんな。
不思議なもんっす(^^

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