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2008年8月16日 (土)

人生家計簿(下)

エクセルファイルは、3シートから成り、
シート1は、アウトルック編、シート2は、預金残高編
シート3は、年間収支編、になっている。

まず、シート3の年間収支編だが、
これは、今年度の年間収入予想と、
固定的な支出が記載されている簡単なものだ。
収入の部は、不明であれば、昨年の実績でもいいが、
ぼくの場合は、ある程度予想がつくので、それが記載されている。

支出の部は、税金や社会保険などの項目がまずあり、
収入の2割から3割がこれにもっていかれる。
ついで、住宅ローンの返済、住居の管理費や光熱水費、電話代、
任意保険関係、そして、給与天引きの預金、個人年金の掛け金、
と続き、それらの合計を収入から差し引いた金額が、
ぼくの生活費と自由になるお金、というわけだ。

いちいち家計簿つけるよりも、ずっと簡単ではないか、
と思うのだけれど、いかがなものであろうか。

そして、シート2の預金残高編は、
加算項目として、給与天引き預金残高以外に、
決済用の銀行の残高、個人年金の積立残高、
減算項目として、住宅ローンの残高の欄を設け、
月に1度、月末の残高を記入し、毎月の合計を過去の実績と、
10数年先までの予定を入れてある。

給与振り込みやクレジットカードの引き落とし、
ローンの返済などがすべて行なわれる、決済用の銀行残高は、
予定額をずっと100万円とし、実績額を上書きしていく。
実績でこれを下回れば、支出が超過しているので、
積立預金なんかの金額を減らすか、支出を見直すかし、
実績でこれを上回るようだと、積立預金なんかの金額を
増やす余地がある、という目安にするわけだ。

そして、最後のシート1、アウトルック編であるが、
これは、縦軸に、今後の時間の経過が定年の年齢まで、
年毎にとってあり、横軸には、年齢、勤続年数、
年金支払年数(転職経験があるので勤続年数と同じではない)、
退職金の予想金額(①)、
シート2で算出された資産の年度末の残高または予定残高(②)、
①と②の合計(③)、年金受給までの残年数(④)、
③から一定金額を引いた金額を④で割ったもの(⑤)が、
記載されている。

実際には、④は、65歳までと67歳までの2種、
⑤の一定金額が3種あるのんで、⑤は6列存在しているが、
この金額が、仕事をやめて、年金が出るまでに、
シート2で、貯まった金額を年間いくら使用できるのか、という、
いわば、預金を食い潰せる平均年額、ということになる。
そして、⑤の一定金額とは、年金で暮らすようになったときに、
予備の預金として、いくら持っておくか、という金額なわけだ。

たとえば、⑤の一定金額、つまり老後の予備資金を仮に、
5百万円(ア)、1千万円(イ)、2千万円(ウ)、と設定し、
60歳のときに、③が3千万円あったなら、
年金受給開始年齢が65歳の場合は、(ア)は、500万円、
(イ)は、400万円、(ウ)は、200万円、
年金受給開始年齢が67歳の場合は、(ア)は、357万円、
(イ)は、285万円、(ウ)は、142万円、
55歳のときに、③が3千万円あったなら、
年金受給開始年齢が65歳の場合は、(ア)は、250万円、
(イ)は、200万円、(ウ)は、100万円、
年金受給開始年齢が67歳の場合は、(ア)は、208万円、
(イ)は、166万円、(ウ)は、83万円、という具合に、
年金受給までに使用できる年間の金額が計算されるわけだ。

あとは、シート3の年間収支編の支出表を見て、
年間いったいいくらあれば、もうあくせく働かなくても、
生きていけるのか、自分なりに考える、ということになる。
収入の2割以上が税金などの社会保険料で
もってかれる状況を考えると、
自分がけっこう少ない金額で現状生きているのがわかる。
収入がなくなれば、支払い不要になる金額を考慮し、
現在の物価水準で考えると、ぼく的には、あと10年も働けば、
充分のような気がする、というのが、今日現在のぼくの結論だ。

ただ、年金がどうなるのんか、予定通り預金が貯まるのか、
日本の経済が今後現状を維持できるのか、
インフレに振れるのか、デフレに振れるのか、
そもそも今後今の職場があるのんかもわからないし、
リストラされてる、という可能性もあるだろう。
10年後に生きてるかどうかも、
実際のところ、わかんないんしさ。

ま、ラフにでも老後の設計図を描いてみることができる
年齢になった、ということだけは間違いない、というわけだ。

 

Photo_3  老後の設計に失敗して、
幸せなはずの老後が、
箱の中、とならないように
したいものだ。。。

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