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2008年7月19日 (土)

コルトレーン・フォー・ラバーズ

褒め言葉はタダだ。顧客にはいくらでも気前良く言ってやれ。
金儲けの秘訣 ・第39条)



ちかぢか米国の大統領になるかもしれぬ、
バラク・オバマ氏の好きなアーティストは、
サキソンホン奏者のジョン・コルトレーンなのだそうだ。

ぼくも何枚かCDをもっており、
コルトレーンのことは、にくからず思っているのであるが、
マイフェバリットはというと、恥ずかしながら、
コルトレーン・フォー・ラバーズ、という企画物なんである。

本当の好き者から言わせると、
きっと笑止千万な選択なのだろうけれど、

好きなんだから、しょうがない

と、故丹波某氏のように力んでみたりする。

バラードっぽい作品が多いこのアルバムの何曲かは、
ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン
という作品から、選曲されているけれど、
ぼくは、ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマンよりも、
このコルトレーン・フォー・ラバーズが気に入っている。

1曲目、My One and Only Love に耳を澄ませば、
初めのコルトレーンのソロでいい気分になり、そのあと、
引続いて唄われる、ハートマンのボーカルに酔いしれる、
という感じなのである。

コルトレーンのサキソホンの音色と、
ハートマンの唄声がとっても甘く響く、この曲は、
その歌詞の内容もまた、とてもとても甘いようだ。

The very thought of you makes
My heart sing,
Like an April breeze
On the wings of spring
And you come to me all your splendor,
My one and only love

The shadow's fall and spread their
Mystique charms in the hush of night,
While you're in my arms.
I feel your lips, so warm and tender,
My one and only love

The touch of your hand is like heaven.
A heaven that I've never known
The blush on your cheek,
Whenever I speak,
Tells me that you are my own
You fill my eager heart with
Such desire,
Every kiss you give
Sets my soul on fire
I give myself in sweet surrender,
My one and only love

お、おにぎりのことを思うと、ぼ、ぼくのこころは歌いだすんだな。
そ、それは、春のつばさにのった、し、し、4月のそよ風みたいなんだな。
そして、お、おにぎりはすべての輝きを、ぼ、ぼくにつれてくるんだな。
ぼ、ぼくは、おにぎりがすきなんだな。

ゆ、夕闇が落ちてきて、く、暗くなってきたら、
よ、夜の静かさのなかで、し、神秘的におなかが減るんだな。
お、おにぎりが、手のなかにあ、あるあいだ、
ぼ、ぼくは、く、唇のようなたらこに、暖かくて、やさしいたらこ入りの、
お、おにぎりがすきなんだな。

お、おにぎりに触ると、まるで、天国にいるような気分なんだな。
ま、まだ、ぼくは天国のことはよく知らないんだな。
ぼ、ぼくが話すとお、おにぎりも、
あ、あかく恥じらったりするんだな。
お、おにぎりはぼくのものだと、ぼくに言ったんだな。

お、おにぎりは、食べたい気持ちで、ぼくのこころを満たすんだな。
お、おにぎりがぼくに口づけするごとに、ぼ、ぼくの魂に、火がつくんだな。
ぼ、ぼくは、おにぎりがすきなので、
ぼ、ぼくは、甘く身をまかせるんだな。

(山下清画伯風意訳、詩人ぷんぷい)

この、ジョニー・ハートマン、という歌手は、
村上春樹氏が人生で初めて聴きにいった、
モダンジャズの演奏会にアート・ブレーキー
と登場したひとだということで、
うん十年前に、来日もされていた、というなんだろな。

いいひとと、しっぽりと聴くCDをお探しの方には、
フォー・ラバーズ、という名に恥じず、
ぴったりなアルバムだと、
どうせ独りで聴く、おっさんから、花丸でお勧めしておくよ。

Coltrane_for_lovers

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コメント

同志、こんばんは。
アタクシはコルトレーンよりも同志のおにぎり讃歌に強烈に共感するのであります。
ア、アタクシもおにぎりが好きなんだな。
夜食と朝食におにぎりが無い夜勤なんて耐えられないんだな。
自分で作るおにぎりにはすっぱくて辛い紀州の梅干を入れるのが一番。
コンビニでは明太子入りをこよなく愛しているのですよ。

・・・ああ、二度とは食べられぬ亡き母の俵型おにぎりが恋しゅうございます・・・。

同志、まいど^^

>アタクシはコルトレーンよりも同志のおにぎり讃歌に
>強烈に共感するのであります。
>ア、アタクシもおにぎりが好きなんだな。
>夜食と朝食におにぎりが無い夜勤なんて耐えられないんだな。
>自分で作るおにぎりにはすっぱくて辛い紀州の梅干を入れるのが一番。
>コンビニでは明太子入りをこよなく愛しているのですよ。
あっしは自分でおにぎりをつくることがないのですが、
コンビニではよく買いますな。
梅干はでったい買わず、ついカロリーの高そうな、
マヨネーズの入ってるものを買うのは、
やはり宿命的なでぶなんでしょうか^^;

>・・・ああ、二度とは食べられぬ亡き母の俵型おにぎりが
>恋しゅうございます・・・。
あっしのハハも、俵型っすね。
なんなら、あっしのハハを譲りましょうか'`,、('∀`) '`,、

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