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2008年4月11日 (金)

おまえからは買わない

客がいなくなれば、儲けもなくなる。
金儲けの秘訣 ・第122条)


 

国営放送のある日曜の特集で、
カタログ販売の大手の会社が、ホワイトカラーの仕事を
人件費の安い中国へ移行する計画を進めており、
その様子をドキュメント番組として放送していたのを見た。

いよいよ生産拠点である工場移転に飽きたらず、
こんなことをし始めた会社がでてきたか、と、
薄ら寒い思いした次第だ。

たしかに瞬間的には経費は浮くのだろう。
それは、間違いのない事実である、と思う。
しかしながら、もし、すべての日本企業が、
日本人を雇用しなくなったら、
いったいだれがその会社の製品を購入するのだろうか。

近所の役場だかの標語で、

買い物は地元のお店で

なんていうのをみたことがあるけれど、
これはある意味正しいと思う。

そして、そんな心配を国単位で、
しなくてはならなくなってきている、ということなんだろう。

今思えば、小泉純一郎が、自民党をぶっつぶす
といって、改革をスローガンに挙げたとき、
実は、ぶっつぶされる対象は、
自民党なのではなく、自民党政権によって培われた、
日本的な富の循環システムそのもの
だったのだろう。

国際化や民営化、改革などの美しいことばのもと、
日本人は、多くのものを失っていった。

今やぼくは、談合、という風習すらが懐かしいと思える。
富を国内でまわしていた幸せな時代の、
美しい慣習であり、生活の知恵であり、
繁栄の象徴、ですらあったのだ。

タイの地方でごはんを食べるとき、
ぼくは、近所のタイ人たちが、やってきて、
食事する様を眺める。
そして、今支払われたお金は、街から出ることなく、
またかれらにかえっていくのだろうな、という風によく思う。

富の流出のためのシステムを構築しようとする、
ひとびとへのせめてもの抵抗として、
ぼくは、あのカタログ販売の会社からはでったいものは買わない、
と激しく決意するのであることだよ。


 

 

▼政界では、いまだ小泉待望論、があるようだけれど、
いったいどんなひとびとがかれを支持しているのだろうか。
郵政民営化、で選挙には勝ったようだけれど、
振込手数料があがったくらいしか、
効果は思いつかないのだが。
んで、首都高や阪神高速道路も民営化、で、
距離別運賃体系導入、だとか。
どう考えても、実質値上げなんだよね、これって。
それで政府や自治体の借金が、
かれの政権で減ったようにもみえないし。
消費税値上げをいたづらに先送りしてただけでわ、
と思うのだけれど。
どうなるの、ニッポン(-_-;)??

 

 

▼▼とこれを書いたまま、ほおっておいた数ヶ月のあいだに、
じゃっかん世の中の風向きが変わってきた。
例の、毒ギョーザ事件、からのチャイナフリーシフトだ。
今はまだ食品分野に限られるようだけれど、
もっと他分野への拡散を期待するぞ、あっしは(^^

 

Photo_2  
わたし、中国は、広島生まれ、
でおなじみ、ゼンジー北京さん。
弟子には、一億さん、
というひとがいたような。。。


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