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2007年12月 8日 (土)

コーネリアス

チャンスをのがすような本能なんて役に立たない。
金儲けの秘訣 ・第215条)




子どものころ、たしかクリスマスイブの夜だった、
と思うのだけれど、その日だけ、夜更かしを許されて、
テレビで見た、映画「猿の惑星」が、印象に残っている。
リメイク、の方ではない、最初の作品の方だ。
そして、これはヒットしたのんか、シリーズ化された。

おおかたのひとは筋を知っているだろうし、繰り返さないけど、
どの作品かのなかで、たぶん、ジータさんではなく、
コーネリアスさんの方が、

猿は猿を殺さない

というセリフをいったということだ。

要は、ひとが戦争や犯罪で、同類を殺し合うことに
対する文明批判、みたいなものなんだろうけれど、
これには、むかし有力であった、コンラート・ローレンツ、
という動物学者の学説の影響があるのだろう、と思う。

かれは、種の保存、という観点から、
動物が合理的に行動している、という主張を述べていたひとで、
今では必ずしも、正しい学説とはされていないものだ。
猿の惑星の猿、は知らないが、人類以外の生命体だって、
事情があれば、殺しあいもすれば、共食いだってするだろう、
という方がむしろ正しい、とされている。

動物性善説、みたいな、考え方は、
ある時期、非常に影響力があったようで、
たとえば、手塚治虫さんの、ジャングル大帝、では、
動物たちが協力して、農業さえ行なっていた、ような記憶がある。
レオも野菜を喰ってたのか。
猫科動物の腸は短くて、草食には向いていなかったろうにね。

しかしながら、本物のレオ達は、決していいひと、
とばかりはいえないようだ。
通常ライオンは、プライド、という集団をつくり暮らしている。
ひとつのプライドには、一匹の雄ライオンと、数匹の雌、
そして、その子ども達、が、生息しているが、
プライドの主が変わるとき、雄のライオンが追い払われるか、
殺されてしまうのは、肉食獣の宿命として、
仕方のないところなのかもしれないが、
かれの子ども達も新しい主によって、
喰い殺される運命にあるのんだ。

そんな残酷な、というのは、
にんげんたちの勝手な感傷的意見で、
子どもがいては、雌ライオンたちは発情せず、
呑気にかのじょらの子育てが済むまで待っていては、
新しいプライドの主は、自分の子どもをつくる機会
を失いかねない。
そんなお人好し(?)なライオンの遺伝子は、
後代に残らないようになっているのんだ。

強い雄ライオンは、自分のこどもを残すことができるし、
そうでない雄ライオンは、自分の遺伝子を残せない。
ライオンをはじめ、どんな動物も、自分本位で、
種の保存、などは考えていないのんだ。

猿は猿を殺さない、的理想論は、
映画のなかだけ、なのであることだよ。



▼最近、日本でも離婚率が高まり、
2度3度と結婚するひとたちも多いようだ。
もちろん、あっしのように、
謙虚に結婚しない、おっさんもいるけんど^^;
そして、その際に大切なことのひとつに、連れ子の問題、がある。
自分の子どもではない子どもに虐待を行なう、
というような事件があとをたたないのは、悲しいことだ。
ひとはライオンに非ず、と胸を張っていえるような、
存在でありたいものだ、と思うのだけれどねー。

Photo




 

写真は、タイの田舎でみた、子どもたち。
飴玉をあげると、両手を合わせて、ありがと(-人-)、
といった様がかわいかった。。。
ちなみに子どもが飲んでるビアシン(ライオンビール)と、
レオビール(これもライオンビール?)、
缶を再利用してるだけで、中身は、水、でやした(^^

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