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2007年8月 8日 (水)

シューマンのピアノコンチェルト

沢山あるのはいいことだ。全部あればさらによし。
金儲けの秘訣 ・第242条)



ぼくがシューマン、という作曲家に初めて興味をもったのは、
ずいぶん若いころ、かれのピアノ協奏曲を聴いたときだった。

ロマンチックな、甘い甘い音楽が好きだった高校生のぼくは、
ショパンのノクターンやワルツなんかを愛聴していたのだけれど、
たぶん、同時期にこの曲を聴いて、
なんて素敵な音楽なのだろう、と思ったのだった。

持っていたレコードは、たしか、ステレオ初期の、
スヴァトスラフ・リヒテルがピアノを弾いた、
ドイツグラモフォンの廉価版で、なにかカップリング曲があった、
と思うのだけれど、それは思い出せない。

今のひとにはわかるまいが、廉価版のレコードは、
盤の材質が良くないのか、静電気が発生し、
それが大量の埃をひきつけ、
そのために音楽の邪魔になる、スクラッチノイズとの闘いで、
そんなことばかりが印象に残っている。

しかしながら、人生でこの曲を初めて聴いたのは、
実はこのときではないようだ。
おそらく昭和42年か、43年、
ぼくがまだ、小学校にも上がる前のことで、
もちろん、それを憶えているはずもなく、
のちに再放送で、それを知ったのだけれどね。

それは、ウルトラセブンの最終回で、
ウルトラセブンでもあるモロボシダンが、
ウルトラ警備隊の同僚のアンヌ隊員に、
自分が地球人ではなく、M78星雲から来た宇宙人なのだ、
というカミングアウトをしたとき、背後で演奏されていたのが、
この、シューマンのピアノ協奏曲で、
ウルトラセブン、という子ども向けだったはずの番組は、
けっこう音楽の選曲に関して、当時としては、
なかなかハイカラ、というか、高尚な趣味だったようだ。

リヒテルの廉価盤以後も、数枚のレコードやCDを
買って聴いてきた。
思い出すままに書くと、アルフレート・ブレンデルと
クラウディオ・アバドのフィリップス発売のレコード盤。
クリスチャン・ツィメルマンとヘルベルト・フォン・カラヤンの
グラモフォン盤のCDは、スタンダードにグリークが
カップリングだった。
そして、マウリツィオ・ポリーニとクラウディオ・アバドの、
やはりグラモフォン盤のCDは、なんとシェーンベルク
そのカップリング曲だった。

他にミケランジェリやアラウのCDの組み物にも入っていた
ような気がするが、残念ながら、しっかりと聴いた記憶がない。

やはり若いとき、少ない小遣いをやりくりして、やっと買った、
リヒテル盤を一番真剣に聴いたように思う。

ただ最近は、同じシューマンでも、このピアノ協奏曲よりも、
クラウディオ・アラウ老の弾く、ソロの小品の方が、
こころに沁みたりするのんは、老化のせいなんでしょうかね^^;






▼アンヌ隊員こと、ひし美ゆり子さんは、
少年のころの、アイドルだった。
子ども向けの特撮ドラマでありながら、
かのじょは、けっこうな巨乳のもちぬしで、
かのじょをみているうちに、目覚めた(何に?^^;)、
という青少年はけっこう多いと聞く。
ひし美さんに、当時の男子を代表して、
ありがとうm(_ _)mツイドゲザ

Annu




写真は、当時のひし美さん。
今の姿は、かのじょのブログからどうぞ。


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コメント

同志、こんばんは。
ピアノコンチェルトといえばラフマニノフくらいしか思いつかん私です(今も1番をBGMに流してる)。
で、シューマンと言えばやはり「流浪の民」ですな。
小学校の授業で聴いて以来ぞっこんで、日本語ですが今でも歌詞は全部おぼえとります。

この年になると、ほんまクラシックが耳に優しく入ってきますねぇ・・・。

同志、まいど^^

>ピアノコンチェルトといえばラフマニノフくらいしか
>思いつかん私です(今も1番をBGMに流してる)。
ラフマニノフの1番とは、しぶいっすね。
世間的はメジャーなのは、2番3番で、
1番の不評のために、ノイローゼになりかかったラフマニノフを、
治療した精神科医に献呈されたのが、2番だった、
と記憶しておりますが、1番もなかなかに
隠れた名曲という評価、であったと思います。

>で、シューマンと言えばやはり「流浪の民」ですな。
>小学校の授業で聴いて以来ぞっこんで、日本語ですが
>今でも歌詞は全部おぼえとります。
小学校でシューマンを聴いて感動をされたとは、
なかなか立派な小学生だったのですね。
あっしなんぞは、シューマンとシューマイの区別が、
つきませんですたよ、当時^^;

>この年になると、ほんまクラシックが耳に優しく入ってきますねぇ・・・。
あっしもあんまりジャンルは問わず、聴くように、
と思っておりますが、古典には、長く生き残ってきた価値、
のようなものがあるのかもしれないな、
と思ったりもいたします。

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