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2007年8月17日 (金)

男おいどん

フェレンギ人未到の宇宙を勇敢に進め。
そこにはまだフェレンギ人の悪評を知らない、
新しいカモが待ちうけているに違いない。
金儲けの秘訣 ・第77条)




松本零士さんというと、宇宙戦艦ヤマトや、
銀河鉄道999で、有名な漫画家であり、
最近では、とある歌手との盗作騒ぎでも話題にもなったけれど、
ぼくの世代が少年少女だったころは、
それこそ超のつく、売れっ子だったひとだ。

今でもそれなりには活躍はされているのだろう、
とは思うのだけれど、
しかし、全盛期にすごさを知るものにとっては、
少しさみしい感じのするような、状況なんである。
まだまだ老け込まず、創作活動にいそしんでほしい、
と思っているファンは、多いのでないか、と思う。

ぼくも、上記にあげた作品群や、宇宙船にでっかい包丁のついた、
キャプテンハーロックなんかを愛読していたのだけれど、
実は、そのような作品が流行する少し前、
少年マガジンに連載されていた、男おいどん、
という作品がかれのファンになるきっかけだったのんだ。

九州から出てきて、苦学しながら、将来を夢見る主人公、
大山昇太(おおやま・のぼった)は、小学生だったぼくの
ヒーローだったのだけれど、
とってもかっこよかったか、というと、でんでんそうぢゃなくて、
なにをやっても、どうにもこうにもうまくいかない、
大都会、東京で戸惑う、田舎者なのだった。

今から思えば、なんでこんな話を小学生が喜んで読んでいたのか、
自分でも理解に苦しむのだけれど、
きっと、洗濯しない縞々のパンツの山からはえてくる、
正体不明のサルマタケ
、なんかがおかしかったのだろうな、
と思う。

また、下宿のおばさんや、バイト先のラーメン屋のおやじなど、
かれの面倒を見てくれようとする、ひとたちの存在も、
こんな世の中になってくると、懐かしい気がするのんだけれど、
いまの日本の世相をみていると、こんなひとたちの存在の方が、
宇宙戦艦よりも、SFっぽいかもしないな、と思うのだ。

夜間高校への復学を果たしたおいどんは、
最終回、すべてを残したまま、下宿から消えてしまう。
かれがどこに行ったのか、どうしてしまったのか、
誰も知らないまま、もう30有余年が過ぎた。
できれば、その後のおいどんを松本零士さんには書いて欲しい、
と思ったりしているのだけれど、やっぱ無理だろう、な(^^;)



▼その後、同じような主人公で、舞台を未来に移した、
ワダチ、という作品もあったが、これもけっこう好きだった。
999のテツロー、なんていうのも、
同系統のキャラクターだよね。

Photo










写真は、大山青年が愛したもの、ということで、ラーメン。
ラーメンというと、あっしがお世話になってる、
タイの8番ラーメンでやした。
でも、あっしは、残念ながら、ラーメンライス
よりは、冷やし中華を愛しておりやす^^;
この辺は、常夏、ですから。。。

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