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2007年5月31日 (木)

くすり

死んだ顧客は、生きている奴ほど買い物しない。
金儲けの秘訣 ・第10条)



毎日、くすりを飲んでいる。
尿酸値を下げるくすり、ザイロリックだ。

一昨年のとある寒い日、
なんとなく通風の発作が迫ってきているのではないか、
という予感から、観念して飲み始めて以来
ほぼ毎日忘れることなく飲んでいる。

最高、9点台をマークしたぼくの尿酸値からすると、
もっと早く飲み始めてもおかしくない状況ではあったものの、
ぼくはそのくすりを飲み始めることを先延ばしにしていた。

通常、尿酸値をくすりでコントロールするようになると、
自らの努力で、尿酸値を適正範囲まで快復することは不可能、
という風に聞いていたし、
毎日忘れずにくすりを飲む、ということが、
なんとなく、義務をしょいこむような気がしていやだった、
ということもあった。

しかし、あんまり長い間、尿酸値が高い状態が続くと、
痛風の発作以外にも、腎臓などの内臓に負担になる、と聞いて、
ついには自ら決断し、飲み始めたのんだ。
そもそも自力でよくなるような、
なんの努力もしていなかったしさ。

その結果、ぼくの尿酸値は人並みに下がり、
いまでは、6点そこそこで、痛風の発作の危機も当面去った。

そして、くすりを毎日飲むことで、
こころにある変化が起こっていることに最近気づいた。
毎日、くすりを飲むときに、ああ今日も一日生きていた、
という風に思えるようになったのだ。

この感じは、若い人や、毎日なにかに没頭してるひと
にはわかりにくいだろう、と思う。

ぼくは、きのうやおとといと、たぶん、あしたやあさってとが、
劇的に変化するような、そんな日々を過ごしていない。
毎日まいにち、適当に、盛り上がりもなく、
しかしながら、そつなく生きている。
でも、くすりを飲むことによって、
今日も、適当に、盛り上がりもなく、
しかしながら、そつなく生きてこれたのだ、
ということを実感できるようになった気がするのんだ。

だれがいったのだったか忘れたけれど、
人生は長い長いひまつぶし、ということばがあった。

どんな人生も、誰の人生も、
しょせんはひまつぶしの域を出ないのだ、と考えれば、
毎日、決められたくすりを飲むのもまた楽し、
などと思ってみる、おっさん、
今は頻脈のくすりを勧められている^^;




▼長い長いひまつぶし、もさることながら、
長い長いひつまぶし、や、
長い長いうなぎの入ったひつまぶし、
もまた、捨てがたかったりする。。。

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写真は、くすり屋さん@プノンペン

2007年5月28日 (月)

アマデウス

運命は買えない。
金儲けの秘訣 ・第236条)



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ぼくの好きな映画のひとつに、アマデウス、という作品がある。
昨年生誕250年で盛り上がっていたモーツァルトの生涯を、
同時代の宮廷作曲家、サリエリの晩年の回想で振り返る、
という内容で、
1980年代半ば、あれはたしか没後200年目の
盛り上がりの最中だったと思うけれど、
けっこう話題になった作品だった、と記憶している。

詳細な内容については是非とも実際に映画を見ていただきたい、
と思うのだけれど、
老人となったサリエリの、自分がモーツァルトを殺した
という告白から話は始まっており、
その動機が、天才であるかれによって、
残酷なまでに思い知らされた、
音楽家として世俗的な意味合いでは成功しているサリエリの、
凡庸なる自分への諦めや、天才に対する憧れ、
そして、その裏返しからくる、激しい憎しみであり、
ついには神さえをも呪うようになるほどの、
どす黒い心の闇の中にあった、という、
なかなかに人間の心の機微をうまくとらえた、
おもしろいドラマであった、と思う。

また、全編に流れるモーツァルトの音楽がとても美しく、
かれの音楽に触れるきっかけ、としても、
すぐれたコンテンツではなかったかな、
とぼくは思っているのんだ。

本人がいるとも知らず、酒場でモーツァルトが、
サリエリの音楽を茶化すシーンは、
この映画のなかでの、ぼくの一番のお気に入りだ。

まったく、天才というやつは、非なる者に対して、
ここまで容赦なく残酷になれる
ものなのか、
しかしながら、天才にはまたその権利があるのんだ、
ということを思い知らされる、
なかなかに映画製作者のセンスが感じられるいい場面であった、
と思う。

さて、ひとりの天才が、その天才性ゆえに、
他のひとびとを不幸にする、という例は、
なにもこの映画のなかだけのことではあるまい、と思う。
同時代の天才、王・長嶋に比し、自らを、月見草、
と称した野村克也もまたそういうひとりであったろうし、
爆笑王、の異名をとりながら、
自らその生涯の幕を閉じてしまった、故桂枝雀師匠なんかも、
自身に限界をみてしまったひとり、ではなかったのだろうか。
自分の凡庸さを知ることのできる知性をもつ者には、
こういう不幸は、つねにつきまとう
のだろう、と思う。

むしろ、自らの凡庸さに気がつかないくらい凡庸であれば、
幸せな人生を送れる
のかもしれないな、
ということさえ、この映画を見て、思ったりしたものだ。

とりあえず、それなりにしか生きていけないけれど、
それなりに鼻歌交じりに生きていこう、と、
また、決意を新たにする、凡庸なるおっさんなのである。



▼芸は一流、人気は二流、ギャラは三流、恵まれない天才、
と称したのは、上岡竜太郎さんだったけれど、
芸人としての晩年、かれはブレイクして、
しかも、かっこよく退場していった。
それにひきかえ、横山ノック師匠の晩年は、
波乱と難渋に満ちていた、ように思う。

 

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かれの安らかなる眠りを
祈ります。。。(-人-)

2007年5月25日 (金)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(5月6日篇)

今日だけは寝過ごすわけにはいかない、
と思うと、きちんと起きれるものだ。
今日はゴールデンウィークの最終日で、
たぶん飛行機は満席だろう。

しかも、今日使う航空会社はあんまりいい噂を聞かない。
遅れていったりしたら、オーバーブックの浮目にあいかねないし、
もし、そんなことになったら、
休み期間中に帰ることができなくなってしまう。

なるべく早く空港に行って、自分の席を確保すること、
それが今日の最大のミッションだ。

4時20分にアラームが鳴って、ぱっちり目が覚める。
これでたぶん大丈夫、家に帰れる。
シャワーを浴びてから、缶コーヒーを飲んでいると、
モーニングコールがかかってくる。
きっかり4時半だ。
荷物をまとめて、チェックアウトする。
この時間のフロント係の兄さんは、
あんまり日本語ができないようだ。

大通りのバス停につくと、
1分待たずに中正機場行きのバスが来た。
なんといいタイミング。
もう少し、時間に余裕がある、と思っていたのだけれど、
ぎりぎり始発に間に合ったのだった。


▼桃園市内の街角にある、大阪城、ならぬ、大板城。
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5時半ころに空港についた。
ちょいと早いかな、と思ったのだが、
航空会社の窓口ではすでにチェックインの手続きが始まっていた。

荷物は23キロ、思ったくらいの重量だ
だいじょうぶだった、と思った矢先、
3キロ超過です、というおねーさんの声と、まぶしい笑顔
噂通り、この航空会社は厳しいなー、と感心する。
1キロ200台湾元(約800円)です、どうしますか、
荷物減らしますか?、とのこと。

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あんまり意味ないような気がするのだけれど、
スーツケースをあけて、2キロほどを手荷物として持ち込む
ことにして、許してもらう。
預けるか、手に持つか、総重量は同じなんだけど、
踏絵、みたいなものか。
あるいは、おねーさんは、別の航空会社のグランドさんなんで、
表面上整ってれば、実はどうでもいいんだろな。
とりあえず、別嬪さんのご好意に甘えて、
超過料金は払わずにすんだのだった。

増えた分の荷物を手に下げて、
中正機場の第2ターミナルを進んでいく。
これ以上荷物が増えてはかなわないし、まっつぐ待合室へ向かう。
台湾人のおばさんの係員に、荷物の最終チェックを受けつつ、
やっと待合室にたどりつく。
それにしても、台湾のひとたちは、
徹頭徹尾、ぼくに笑顔を向けてくれる。
ほんとうはどうでもいいのだけれど、
仕事なんで、荷物のチェックをしてるのよ、
という感じがありありと感じられる。

飛行機は、またしても、ボーイング747-400型機で、
妙な警告灯がついた、とかで、飛ばないんぢゃないかと、
一瞬、ひやっとしたものの、
無事関空に向けて、飛び立つに至った。

飛んでしまえば、関空までは3時間かからない。
とりあえず、これでゴールデンウィークは無事、
終わることになりそうだ。

ことばは通じないけれど、バンコクでいるときよりも、
タイペイでいるときの方が、最近はリラックスできるなー、
との思いを強くしながら、日常に帰っていく、
おっさん一匹、空の上、なのであったことなのだよ。

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▼この航空会社は、日本で荷物の超過に関して、
文句のひとつでも言おうものなら、
すぐに警察に通報する、という噂がある。
日系の会社のように、あんまり甘いのもどうか、
と思うときがあるけれど、
警察まで呼ばなくても、という風に思うのんで、
自分でお金を払ってはでったい乗らないことに決めている。
今回は、ただだから、乗ってやらんこともないけれど。。。

2007年5月22日 (火)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(5月5日篇)

8時に目覚ましが鳴るも、まだ寝足りない。
いつまで寝てても許されるものの、頃合い、
ということもあるし、気合を入れて、起きることにする。

今日は、タイペイのラブホテルの朝食はどんな風なのか、
あんまり期待せずに地下1階にあるという、食堂に行ってみる。

パンか、おかゆか、と訊かれたので、
おかゆを選び、ズルズルと5分で片付けた。

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おかゆその他は別にどう、ということはないが、
コーヒーはさすがにタイと比べると、おいしいな、と思う。
ふだんから、コーヒーを飲んでいるひとがつくっているんだろう、
と思う。

今日は、ひとつすることがある。
実は昨日、こっちでDVDを買ったのだけれど、
それのリージョンコードが、3、で、日本の2、とは違うので、
こっちで小さなDVDプレーヤーを買って帰ろう、と決めたのだ。

ひょっとすると、PCで見ることができる可能性もあるけれど、
だめだったときのためと、
台湾用のDVDプレーヤーがひとつあってもいいかな、
という風に思っていたためだ。
毎回葛藤するよりは、端から買っておけば、
これから、悩む必要もないしさ。

ただ、今回は荷物の制限が20キロだし、
手荷物で持ち込めるような大きさで、
なおかつ、あんまり高くないもの、という条件を満たすもの、
ということで、探すことにする。

日本でも今、DVDプレーヤーは、さほど高くない。
1万円もだせば、たいがいの機能がついたものが買える。
ただ、どこの国のものも見れる、というようなものは、
売っていない。
そんなものを出せば、ソフト会社がリージョンコードを
設定している意味がない
し、
DVDプレーヤーを作ってる会社と、ソフトを売っている会社は、
けっこうダブっている
のんだ。

しかしながら、DVDプレーヤー自体が安くなって、
ソフトは相変わらず高いまま、という現状
では、
海外でDVDプレーヤーを買って帰る、ということを考えるのは、
むしろ自然だし、それになんの違法性もない、と思う。

ただ、気をつけないといけないのは、日本の100Vという電圧
世界的に見ても、かなり特殊な部類に属するのんで、
変圧機能をもったACコードのついたものを買うようにする
必要はあるだろう。

ということで、家電量販店、というようなものが、
まだ未発達なこの国では、まず、百貨店を見て回る。
ところが、あんまり小さなDVDプレーヤーは、売っていない。
あんなもの、かついて帰れんな、というような、
サイズのものばかり、なのだ。
しかしながら、台北駅前のKモールという電脳ビルで、
ついに望みどおりの大きさのものを見つける。
恐る恐る値段を聞くと、2000元(約8000円)
ということで、即決したのであった。

しかし、支払いは現金のみ、ということで、
なんとかDVDプレーヤーの支払いはしたものの、
手持ちの台湾元が、日本円換算で、4、5千円、
になってしまった。
日本もそうだ、と思うのだけれど、
この国は、タイと違って、両替商がそうそうないようだし、
銀行の両替サービスも、平日の昼間しか行っていない、ようだ。

今日は土曜日だし、どこで台湾元を調達しようか、考える。

いくつかの選択肢のなかから、まず、新生銀行の、
キャッシュカードで引き出すことを思いつく。
ところが、いくつかの銀行のATMで試すも、
なぜだかうまくいかない。
台湾元がどうしても必要、というわけではないが、
あした、万一、バスが来なかったときのことを考えて、
空港までのタクシー代くらいはもっておきたい、
という気持ちもある。

これからは、台湾元を探すたび、に切り替える。

次に考えたのは、地下鉄の駅からほど近い、国内線専用の、
松山空港にいけば、両替ができるのではないか、ということだ。
もちろん、どっかのホテルで両替をしてもらう、
というのは簡単だけれど、どうせすることもないし、
松山空港もむかし1回行ったことはあるけれど、
記憶のかなただし、見学がてら、行ってみることにしたのだった。

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地下鉄の中山國中駅から、10分くらいは歩いただろうか、
意外と近くに、松山空港はあった。
しかしながら、両替施設は見つからない。
インフォメーションで訊いてみると、今日は銀行はお休みです、
デパートで両替してください、とのこと。
うーん、無駄足であったか、と思いつつ、空港のATMで、
試しにもう一度、新生銀行のキャッシュカードを使ってみると、
ちゃんと、台湾元がでてきたのだった。
めでたし、めでたし。

ホテルに帰って、メールチェックをすると、新生銀行から、
海外で引き出しがありました、心当たりがなければ、連絡を、
というメールが来てる。
なんと親切な、そして、なんて便利なこと

さて、今日もチョコボールを見ながら、眠るとするか。



▼買ったDVD、というのは、
あしたのジョー(全80話、16枚組)
タイペイでは、小拳王、というらしい。
全巻で、700元(約2700円)なら、
プレーヤー買ってでも見るか、という気になりませんかい^^;
ちなみに、タッチ全100話も、全巻で1050元だったけれど、
今回は見送りやした^^

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2007年5月19日 (土)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(5月4日篇)

6泊したバンコクにもあっていう間に別れを告げて、
次はタイペイに向かう。
なんでそんなややこしいことをするのんだ、
といぶかる向きもあろうけれど、
それもこれも日本行きのバンコク発券が死んでいる
という事情が大きく関与している。
エコノミーの1年オープンで、3万バーツ(約10万5千円)、
なんて値段はとてもぼくの払える金額ではないし、
たとえ払えたとしても、もうそれはぼくのたびではない
お買い得、という理念のもと、少しでも思想信条に近い
航空券を探した結果が、タイペイ経由なわけだ。

行きのタイ航空は、昨年の夏、シンガポールで発券した、
たしか6万円くらいの復路の一部で、
残りのバンコク‐シンガポールは夏休みにでも使うつもりだ。
今回のバンコク‐タイペイは、バンコクで発券したものの、
チケット自体は往復3万5千円くらいだったと思う。
復路は、8月に使用する予定だ。
そして、タイペイ‐大阪は、特典航空券だ。
これも復路は、8月に使用する。
往路は取れなかったものの、復路はビジネスクラス、だし、
しかもこの特典航空券に関しては、
この飛行機会社には一回も乗らず、手に入れたものだ。
特典で乗るのが初めて、という具合なんである。
今回の飛行機代は、5万円弱くらい、という計算なんだけれど、
あってる、だろうかな。

バンコクの国際空港に行くまでのタクシーの運ちゃんは、
日本の女の話、ばかりする下衆野郎だった。
日本の女はセクシーだの、うっとうしいこと極まりないが、
無事につくまでの30分間、てきとーに相槌をうっておく。

中華航空のカウンターで、チェックインをすませたあと、
出国したが、背中の荷物がどんどん重くなってくる。
まるでコナキジジイをかついでるみたいだ。
しかしながら、今日の荷物の制限は、20キロだし、
チェックインのときに計った、預け荷物は、
事前に計ったわけでもないのに、ぴったり20キロだった。
多少、重いのは我慢しないとね。

やっとのことで、搭乗口にたどり着く。
中華航空CI66便はボーイング747-400型で、
3-4-3のレイアウトだ。
とくになんのリクエストもしなかったのけれど、
チェックインカウンターのねーさんは、
この巨大なおっさんを一番前の席に押し込んでくれた。
気遣いに多謝

機内では、本を読んで過ごすけれど、
中華航空機のスッチー、空中小姐、というのんか、
かのじょらの紫の制服がなかなか素敵で、
ついそっちの方に目がいってしまう。
ぼく的には、シンガポール航空のサロンケバヤより、
高い点数をあげたいのだけれど、いかがなものだろうか。

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タイペイ近郊にある中正機場へは、現地時間で13時に着いた。
一番前の席だし、この空港は入国審査では待たせないので、
さっさと抜けたものの、預け荷物がなかなかに出てこない。
世の中はなかなかうまくいかないものだ。
そのあいだ、かわいいわんちゃんが、ぼくたちを和ませてくれる。
ただ、本来の目的は、バンコクからの飛行機だし、
麻薬の探索なんだろう。
黒いやつが、ぼくの横を通るたびに、体をなすりつけていく
それ以上ぼくになつくんぢゃねーぞ、と思わずにはいられない。

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タイペイで泊まるのは、いつものホテルではなく、
初めてのホテルだ。
いつものホテルが、人気がでたせいか、
強気の値段設定に出たために、
今日は、別のホテルに泊まることにしたのんだ。
料金は、ふだんのホテルの強気値段と同じくらいなのだけれど、
これで客が来る、と思ったら、きっと元の値段に戻るまい、
ということで、ささやかな抵抗をしてみたのんだ。
ぼく一人がなにをしたところで、
どうこうなるわけでないことはわかっているけれどね。

今日のホテルは、楽天で見つけたのだけれど、
表通りから、少し入ったところに玄関があり、
思ったよりもいかがわしい雰囲気だ。
口コミ情報が女の子のもので、けっこういい評価だったので、
決めたのだけれど、なにか違和感がある。
しかしながら、部屋も調度品もきれいだし、
きっと思い過ごしだよな、と自分に言い聞かせつつ、
ガラスと摺りガラスで仕切られた、
バスルームを眺めたりしたのだった。

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とりあえず、街に出る。
幸いなことに雨は降っていない。
今日は飛行機のなかで、朝食を食べたきりだし、
なにはともあれ、吉野家で牛丼でも食べよう。
いまや、日本でも普通に食べることができるようになった、
吉野家の牛丼だけれども、
ぼくは、狂牛病を気にしなかった台湾のひとたちが好きだ。
というわけで、まずは、牛丼を食べるのであった。

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ホテルに帰ってきて、巨大な液晶テレビの、
チャンネルをいぢってるうちに、
ここが普通のホテルではなかったことに気づいた。

やはり

さりげなく、チャンネルのひとつが、
エロ系のチャンネルだったのだ。
しかも、台湾では許されているのんか、
なんの飾りもモザイクも遠慮もない、まさにモロ、なのである。

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▼枕元には、うさぎちゃん。。。


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なにが悲しうて、タイペイまで来て、
ひとりでラブホテルに泊まらなきゃならんのか。
あとで看板を確認すると、ちゃんと休息、の文字も書かれていた。

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ま、いいんだけれど。
フロントのねーちゃんは日本語達者だったし、
普通の旅行者も多いんだろうけれど。
なんというか、水陸両用みたいな存在なんだろうか。

というわけで、タイペイの夜は、画面いっぱいの、
チョコボール向井、を眺めつつ、
眠りにつくのであった、ことだよ。



▼タイペイで愛する、もうひとつの食べ物、
beard papaのシュークリーム。
日本では食べる機会はないのだけれど、
ここでは、毎日通ってしまうのんだ。

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2007年5月16日 (水)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(5月3日篇)

今日は実質バンコクでの最終日だ。
そして、今日も朝から雨が降っている。

ぼくのように、何度もバンコクに来ている人間には、
単なる雨でも、初めてバンコクに来て、
もう2度とこの地を訪れないような、そんな旅行者にとっては、
タイの記憶は、この雨の記憶と重なるんだろな。

ぼくは、雨と結びつく、たびの記憶はあまりない。
バンコクのように、何度も訪れている街にならばともかく、
雨のためにせっかくの旅程がだめになった場所の記憶がないのは、
たびびと、としては、ラッキー、なのだろうと思う。

ところで日本では、今日は憲法記念日で、
ゴールデンウィークの後半、の始まりの日でもあるようだ。

こういう日は、いろんなひとが憲法について語るのであろうから、
ぼくも、自分の憲法に対する意見、を書いてみよう。
ただしこれについて、誰かと論ずるつもりはないのんで、
コメントは無用である。
あくまで、ぼくの意見だ。
自由に自分の意見を述べることができることこそが、
現代のこの国の、もっとも優れた特質のひとつ、なのだし。

さて、今の日本国憲法については、国の最高法規としては、
非常に不完全で、問題のある法律、だとぼくは思っている。
しかしながら、硬性憲法、というのだろうか、
日本の再軍備を恐れた当時の占領軍が実効支配しているなか、
非常に改憲をしにくい形式にしたため、これが今でも残っている、
という現実があるように思う。
なおかつ、法律の専門家がつくったわけではないのんで、
国の最高法規としては、非常に不備が多い。
哲学としても、法規としても、
非常に中途半端なものだと思うのんだ。

戦後すぐには、このような憲法の存在は重要だったと思うし、
こんなものでもよかったのだ、と思う。
しかしながら、戦後の混乱を乗り切り、
日本が世界の中軸国家として存在している現状で、
このような中途半端な憲法のもとに、
国の運営をしていることに無理がある、のではないか、と思う。

護憲派のひとびとは、平和が脅かされる、
ことを理由に改憲を阻止しよう、
という意見を強行に主張しているようだけれど、
こういう姿勢は、むしろ民主主義を阻害する、
ことにはならないか、という風に思うのだ。
もし、現在、あるいは、将来において、
改憲を望む人が多いにもかかわらず、
この憲法のもっている平和憲法、という理念のみのために、
その他の事項も含めて、改憲についての自由な意見交換や、
手続き論の話さえ、行なわれることが許されない、のであれば、
それこそ、民主主義の危機である、とは思わないのだろうか。

時代時代で、ひとびとが望むことは変わるし、
憲法が改正されること、が、すなわち、平和を脅かすこと、
という詭弁
、こそが、ぼくには恐ろしいような気がするのんだ。

本当かどうかは知らないけれど、改憲阻止を訴えている政治家や、
マスコミのオピニオンリーダーのなかには、
そもそも外国籍であったひとで、日本に帰化したひとがいる、
というような噂も最近聞いた。

スポーツ選手や、一般のサラリーマンについては、
別に必要ない、と思うけれど、
政治的な活動を行なうひとや、
マスコミを通じて自分の意見を述べることができる、
そんなひとびとは
自分の出自や、
文化的なアイデンティティがどこにあるのんか、
世間に広く知らせた上で、意見を述べるべきではないか、
とぼくは最近、思ったりしている。

とかなんとかいいつつ、今日もだらだらと一日を過ごす。
天候の問題もあったけれど、
結局、予定していたトンブリ地区の探索は行わなかった。

屋根のあることころで、宮部みゆきを読んでただけだ。
夕食は、たこ焼き
そして、あしたは、タイペイだ。

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▼指名手配犯、でわございません^^;

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2007年5月13日 (日)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(5月2日篇)

バンコクももう5日目になるのだろうか。
だらだらと何もせずに、毎日10時間は寝る
というような生活を送っている。
ま、それもまた、楽しからずや、空の青
とかいいたいのだけれど、
天候はよろしくなくて、毎日ぢとぢととした雨が降る。
以前のバンコクの雨はもっと思いっきりがよくて、
鬼のような雨が降ると、あとは何事もなかったように、
てかっ、と晴れたような記憶があるのだけど、
季節なんかも関係あるのやもしれない。
これでは、まるで梅雨のようだ。
今日も、朝から雨が降っているし、
一日降るような降らないような、そんな天候なのだろか。

朝ごはんのときに、30代後半くらいのおっちゃんが、
小粋に半ズボンを下げ気味にはいているのを感心してみる。
頭は禿げかかってるし、足は短いのだけれど、
それをたくみにいかしたファッションセンスがなかなかによい。
それにしてもすることがないと、
つい他人をぢろぢろ見てしまうもんだ。

そういえば、むかしの作家の、志賀直哉なんかの小説は、
こんな風にだらだらと起伏のない日常のなかで、
蜂が死んだりしてる様子を見て、
さもたいそうに書いてたりしたのではなかったかな、
と思い出したりする。
少なくとも、今風のスタイルではないな。
文豪への道は遠い。

文豪、といえば、最近のヒットメーカーの作家、
トマス・ハリスの、ハンニバル・ライジング、を読み終わる。
かれは、寡作だけれど、書いた話は、
ほぼすべて映画化されていたはずで、
だからこそ、たくさんの小説を書かずにすんだ、
ともいえるかもしれない。
今風のスタイル、というのは、
こういう作家をいうのだろうな。
若きころの、ハンニバル青年のことがわかっただけで、
このゴールデンウィークは価値があった、と思う。
その食生活以外は、尊敬してやまない、
レクター博士の話だったし。
いくらへたくそでも、オーケストラの管楽器奏者を
喰っちゃいかんよな。

今日は、昼まで部屋にいて、その後、雨もやんだようだし、
パンティッププラザを通ってから、
またその辺のショッピングモールでだらだらと過ごす。

パンティップでは、2GBのキングストンのSDが、
660バーツというのをみるも、
今の円安バーツ高の状況を考えると、
わざわざ今買わなくてもな、と踏みとどまってしまう。
1万円で、約2850バーツだから、
1バーツだと、約3.5円ということになる。
ついこないだまで、3円を切ってたのにさ。
2割もバーツが高くなると、なんにも買う気にならんよね。

というわけで、パンティップではなにも買わず、
ショッピングモールでもなにも買わず、
少し歩いちゃ、茶店なんかで、本を読んで過ごす。
バンコクでは読書するおっさん。
なにか間違ってるか、な。


▼朝食には、グリーンカレー、
昼食には、ヤムウンセンとパッタイを食べる。
タイ、だなや(^^♪

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2007年5月10日 (木)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(5月1日篇)

今日は日本では平日、か。
しっかり働いてるヒトも多いんだろな。
あるいは、ついでに休みにしてしまう気の利いた会社も、
けっこう多いのかもしれない。

昨日もあったのだけれど、ぼくはよく写真を撮ってくれろ、
と頼まれる。
巨大なデジタル1眼を持ち歩いてるせいなのか、
暇そうに見えるのか、ひとがよさそうに見えるのか。
あるいは、ぼくが写真を撮りたそうな顔をしてるのか。

他人のカメラで写真を撮るのは、決して好きではなのだけれど、
たしかに、いやです、と断ったことは一度もない。
普通は断らないのかもしれないが、ひとりたび、をしていると、
新しい詐欺の一種か、とつい疑ってしまうのだ。

最初から、壊れているカメラを渡されて、
お前が壊したのだ、といわれるぢゃないか、なんて思ってしまう。

昨日の二人組は、香港人かな、と思うのだけれど、
アジア系の女の子だった。
ちゃんと撮ってあげたけれど、
ちょいと無愛想だったかもしれない。

このホテルでの最後の朝食を摂っているとき、
隣のテーブルの日本人のカップルの会話が気になった。
見た感じは、5、60代の夫婦なのだが、
お互いに敬語で話してるのんで、どうも違うっぽいのだけれど、
でも別に連れがいる風でもなく、ここで初めて逢った風でもない。

友人の連れ合い同士か、久しぶりに偶然会った知り合い、
という感じでもないし、不倫にしては、油っぽくないし、
同じツァーで一緒になった他人なのかな、
と意味なく推測しながら、
また、朝からカウパット(チャーハン)を喰らうのであった。

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食堂の入り口のねーやんの衣装がきれい、だったので、
写真を1枚頼んだら、横から、日本人の従業員が出てきて、
妙なハイテンションで、

フロントの女の子達も撮ってやってくださいよ

という。

な、なんなんだ、この展開は??

ぼくのことをバンコクにたくさんある、
フリーペーパー、の取材か何かと勘違いしてるのか。
これも、デジタル1眼のなせる業か。
写真を撮ったら、ハイテンション兄さんは満足して去っていった。

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チェックアウトは12時まで、というのがタイでの標準なので、
11時過ぎに、ぼくは部屋を出た。
チェックアウトはつつがなく終わり、小雨の降るなか、
タクシーで、次のホテルに向かう。

ホテルについたら、まとめて洗濯をして、
PCをインターネットにつなぐ。
今回も、PCは連れてきてたものの、
前のホテルには、インターネットの環境はなかったのんだ。

一仕事終えて、パンティッププラザを冷やかすと、
最近になく刺激的な日本語の説明文がついた、
マウスが売っていた。
ちょうどこのPC用に小さなのが欲しい、と思っていたので、
つい買ってしまう。
ハングルでも書いてある、ので、
読める人は真意を解説してください^^;
日本語は、以下の通り。

刺激的な技術によって、MAXTECの小型マウスは
他の車輪マウスよりより多くの正確さのcyberの世界の冒険を
持って来られる。
私達のMAXTECの小型マウスとのこの問題を除去しなさい、
USBを使うと真鍮のプラグは増分電子印の馬小屋である。

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ハングルもまったく同じ内容なら、それはそれでおもろい、
けれど^^;

しかし、唐突な、馬小屋、とはいったい?
増分電子印、とはいかなるものか?

パンティッププラザでSDカードをみると、
1GBは350バーツ(約1200円)から、
4GBなら、約2000バーツ(約7000円)から、
という感じで、たしかにまた一段と安くなってはきているけれど、
最近、アマゾンでも、ハギワラシスコムの、2GBのSDが、
2980円で売ってたりするのんで、
飛びつくほどでもないんだな。

パンティップのあとは、BIG Cというスーパーへ行く。
ネオタイのマナスさんが、SPEY ROYAL
というお酒を買ってきて欲しい、
というのんで、それを探すためだ。
しかしながら、すぐにみっかって、張り合いがない。
しかも、スコッチウィスキーだって。
でも値段は、メコンとあんまり変わらないような気もするし。
本当に、スコッチ?
すこっち不安を感じながら^^;、2本買うのであった。

遅い昼食を8番ラーメンで摂って、
ドリアンを夕食に道端で食べて、小雨をぬって、ホテルに帰る。

バンコクにあと正味2日間。
これでいいのか、本当にいいのか、おれ。



▼ネコほどかわいい奴は、いない。。。

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2007年5月 7日 (月)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(4月30日篇)

毎日、カシオの腕時計の頼りなげなアラーム音で、眼が覚める。
バンコクに来て3日目にもなると、
そろそろすることもなくなってくる。
観光するでもなく、なにか前向きのことをするでもない、
この身にとっては、むしろ、長い休暇は拷問のようでもある。

むかしは、タイに来るのが楽しかった。
帰りの飛行機で、次来るときのことをもう考えていた。
しかしながら、最近は、惰性で来ている感じが否めない。
家にいるよりはましだから、来ているという感じだろうか。

次の夏休みの分までは、すでに航空券の発券が
済んでいるのだけれど、
その次の長い休暇である正月休みの分はまだ未発券だし、
そろそろタイも卒業かな、と来るたびに思う今日この頃だ。

老後のことはさておいて、
とりあえず、国内旅行にでも、シフトしていこうか。
あるいは、それに、台湾を絡めてもよいな、と思ったりもする。

マイラー、として生きる、
というスタイルは、まだ卒業するつもりはないところが、
われながら、少し未練がましい、かもしれない、と思うけれど。

朝食を済ませた後、なんでかロビーには、
チャイナドレスの別嬪さんがいたりする。

服がきれいだね、写真とっていい?、年いくつ?
なんてとりあえず訊いてみる。

22歳だというかのじょに、撮った写真をみせて、
とっても美人だね、ありがとう、なんていいつつ立ち去る。
やはり外人は得だなー、日本ぢゃいえないよ、こんなこと。

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さて、今日は、このホテルに泊まる最後の夜になる。
ずっとおんなじホテルに泊まるメリットとデメリットを考えて、
今回は3晩ずつ、2つのホテルに泊まることにしたのんだ。

このホテルのメリットは、スカイトレインや地下鉄の駅から、
比較的近いことにある。
駅の直近、というほどでもないけれど、楽々歩ける距離なのだ。
たくさん買い物したときは、荷物を置きに帰りやすい。
頼まれものや、お土産のお菓子を今日のうちに買っておこう。

ショッピングモールや建物に入るたびに、荷物を検査をされる。
テロの影響、なのだろうけれど、やな時代になったもんだ。
しかしながら、スカイトレインの方がやばい、
ような気がするのだけれど、これはでんでん調べられない。
地下鉄は一応、チェックしているようだけれど。

もし、日本で、同じ状況になったとき、東京や大阪でも、
同様にテロ対策ができるのだろうか。
もっといい方法があれば、いいのにな。

東急で、いろいろと買い込む。

いったん、ホテルに買ったものを置いて、
今度は、遅い昼ごはん、というか、早い夕ご飯を食べに行く。
今日は、ハイ、という名前のイサン料理の店に行くことにしよう。

この店は、よく流行っているのだけれど、
なぜかぼくが行くとしまっていることが多く、
ぼくにとってのだいたい開店率は、5割前後、といったところか。
今日は、うまい具合に開いていた。

ガイヤーン(焼き鳥)とソムタム(青パパイヤのサラダ)と
カウニュアオ(もち米のご飯)とコーラを頼む。

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愛想の悪い店員があっという間に頼んだものを持ってきて、
所在なげにあいた椅子に坐っている。
でも、ここの料理はとても好きなのだ。

なんとなく辛さが足らないような気がするのんは、
外国人向けの味付けをされたせいなのか。
うれしいような、悲しいような。
もちろん、あんまり本気出されても、困るんだけれどね。

実家に電話すると、日本は暑い、ということだ。
まだ、4月だというのに、なんてことだ。
だんだん熱帯の気候に近づいているのかも知れない。
タイは、この時期が一番暑いのだ。
でも、覚悟して来たせいか、
それとも、これも本気だされてないのか、
あんまり暑い、って感じしないなー。
寝るときは、クーラー切ってるくらいだし。

いつのゴールデンウィークだったろう、あまりの暑さに、
途中で切り上げて、タイから逃げ帰ったことがあったけれど、
ここ2、3日はそんなに猛暑ぢゃないような、
そんな気がする、バンコク、なのであったことだよ。



▼スカイトレインの駅で、浴衣のタイ人の
かわいこちゃん(死語?)にチラシをもらう。
ゲイソンプラザ、という高級ブランドばっかりが入った、
ショッピングモールのチラシだった。
せっかくだから、写真を撮らせてもらう。
今日は、コスプレのかわいこちゃん(死語か?)、
に縁のある日だったな(^^)。

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2007年5月 4日 (金)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(4月29日篇)

今日は日本では、日曜日で祝日だ。
日曜日の祝日、というのはとても喜ばしい、のだけれど、
土曜日の祝日、というのはあんまり喜ばしくない。
祝日を一日損した気がする、というひとは多いだろう。

しかしながらむかし、振替休日、という概念がなかった時代には、
日曜日の祝日の翌日、呪いの言葉を吐いたりしながら、
登校したり、出勤したりしたものだ。
土曜日の祝日は、まだ日曜日、という緩衝地帯があるだけ、
なんとなく諦めがつく、ようなそんな気もするのんだ。

ちなみに、今ぼくがいるタイは、
土曜日の祝日は、月曜日に休日を振替える。
そういう意味では、なかなかに柔軟で、祝日の運用に関しては、
日本より、先進国、なのかもしれない。

4月29日は、今年から、昭和の日、ということになったらしい。
以前のみどりの日は、5月4日に移籍、したということだ。
この昭和の日は、昭和天皇の誕生日だった、
ことから決められたようだけれど、
昭和、という時代、日本が経験したいろんな試練や輝き、
を思うに、なかなかにいい記念日なのでわ、と考えるのは、
昭和生まれの身びいきなのだろうかな。
といっても、今、日本人の大半は、昭和生まれ、
なんだろうけれど。

さて、昭和の日の朝は、現地時間の8時半に目覚める。
このホテルのテレビの、NHKの映りが悪いので、
しかたなしに、タイ語のテレビをつけている。
たしか「ごくせん」というドラマだと思うけれど、
タイ語吹替えでやってたりする。
タイ語を話していても、ウツイケンはウツイケン、
なのが妙におかしい。

シャワーを浴びてから、ご飯を食べに出かける。

短期契約の現地妻(たぶん)と朝食を摂っている、
ファラン(西洋人)をみながら、
朝から、カウパット(チャーハン)を食べてみる。
昨日の、中華料理屋のカウパットプー(蟹チャーハン)
には遠く及ばない。

前をファランの子どもが通過していく。
あとをその製造元、と思われる、ファランの夫婦者が行く。
ファランの子どもは、なんであんなにかわいいのに、
製造元のおかーさんは、牛みたいなんだろー、
わが身のことをさておいて、朝から毒を吐いてみる。
どうせ、タイだし、独りだし。
誰にも迷惑かけないから、独り言くらい、いいぢゃろう。

みどり溢れるスクンビット通りとエンポリウムと鳩とおばさん
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ご飯がすんだ後、ホテルのそばにある、エンポリウム、
というデパートに行く。
このデパートは公園の横にあって、
公園には大量の鳩が住んでいる、ようだ。

むかしどっかの外国人が、日本で鳩がたくさんその辺にいる
のを見て驚いた、という話を思い出した。
その国では、鳩は食用で、公園にわんさわんさいない、
ということだったと思うけれど、
タイでも、鳩なんて、わざわざ食べないようだな。
蛙とか、虫はよく食べるようだけれど。

そして、鳩を見ると、えさをやらないとおられないおばさん、
というのも、やはりこの国にもいるようだ。

エンポリウムデパートでは、CDと時計を買ってしまう。

CDは、HMVで輸入盤を買うようになってから、
わざわざ重いのに、たびの空で買うこともないな、
とは思うのだけれど、なんとなく勢い、というか、
せっかく目の前にあるし、って感じで買ってしまうのだ。
今日は、ジョン・コルトレーンを3枚ほど買った。

Orient





時計は、オリエントのオートマチックだ。
これは、一種の病気だから、とあきらめている。

時計なんて、いくつも買っても、左腕は1本しかないし、
自動巻きはしてないと止まるから、
使うときに時間合わせしないといけないし、
それが邪魔くさいから、結局、いつも同じ時計しかしない、
という悪循環が続いているのだけれど、
好みのデザインで、買えるような値段だと、
つい買ってしまうのだな。

いかん、いかん。

バンコクのなかでも、チャオプラヤ川の対岸のトンブリ、
という地域を探索するつもりだったのだけれど、
ちょうど行こうとした刹那、雨が降ってきて今日は諦める。

結局、あちこちのショッピングモールで過ごしてしまった一日
なのであったことだよ。


▼ホテルのドア用の札。
いまどき、珍しい乱れた日本語。
さては、狙ったな。。。

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2007年5月 2日 (水)

ぷんぷいさんの黄金週間2007(4月28日篇)

故郷は心が安らぐ場所。星々はラチナム(金、のような
価値ある希少金属)を産み出す場所。
金儲けの秘訣 ・第75条)



ゴールデンウィーク初日の関空は、やはり混んでいた。
今日乗るタイ国際航空のカウンターへは、
すでに数十メートルにも及ぶ列ができている。
まだ時間はあるし、ゆったりした気分で列に並ぶ。
ひょっとすると、優先チェックイン用の入り口がある
かもしれないが、まあええか、と流されてみる。
30分ほどすると、自分の番がきた。
明けない夜はないのんだ、とたいそうなことを考える。

予約もきちんと入っていた。
気が小さいので、電話で予約変更したときは、
なにかの手違いで、予約が反映されてないんではないか、
といつもびびりながら、チェックインするのんだ。
しかしながら、今までのところ、それがもとで、
たびに出れなかったことはない。
以前は、こういう問題をさけるために、
リコンファーム、という風習があったのだろうけれど、
最近は、むしろリコンファームを必要とする航空会社の方が
少ないのではないか、と思う。

全日空、なんかも、ほんの十年ほど前までは必要だったはずだ。
FIXのチケットを売っておいて、
なんでリコンファームが必要なのだ、
という質問をバンコクの空港でしたことがあった。
気の毒なタイ人の係員は、納得のできる回答をくれなかった。
それも、然り。
そもそも納得できる回答などなかった、のだから。
まもなく全日空は、リコンファームが不要な航空会社
の方のリストに載るようになった。
国際線の業務に慣れてきた、ということだったのか。
それとも、真剣に業務の手順について考えてみたから、
なんんだろうか。

チェックインがすむと、もうすることもない。
手荷物検査、出国審査を抜けて、
ふだんなら、ビジネスクラス用のラウンジで、
コーヒーでも飲むところ、だけれど、
関空のタイ航空のラウンジは、とても狭く、
エコノミーのチケットしか持たぬ身で、
利用させてもらうのも気がひけるし、かえって疲れるので、
今日は、だだっ広い空港の制限エリアで、
黙って搭乗時間を待つことにした。

Tg02 Tg01





飛行機は、ボーイングの777-300型で、
座席は3-3-3のレイアウトだ。
今日はリクエストが通って、楽な席につくことができた。
トイレも近いし、通路側だし、一番前だし、文句がない。

離陸とともに、寝てしまう。
むかしは、飛行機の中で、寝れたためしがなかったけれど、
最近は、けっこう寝れるようになってきた。
疲れているのか、歳のせいなのか、
図々しくなってきたせいなのか。
配分はわからないけれど、たぶん全部がその理由なんだろう。

ゴールデンウィークの初日だし、飛行機は当然ながら満席だ。
タイ航空のスッチーさんたちの、不器用な日本語を聞きつつ、
なんとなくバンコクについたのだった。

入国審査場は長蛇の列ができていた。
係員のおねーさんも終始仏頂面で、30分近く待ったぼくに
ハンコを押したパスポートを投げるように返してくる。

荷物は出てきて時間がたっているのんか、
売れ残りの回転寿司のように、無言でクルクルまわっていた。

タクシーに乗って、ホテルに向かう。
以前一度泊まったことのある、ウィンザースイートホテルだ。
しかしながら、今回、妙に安いレートででてるなー、と思ったら、
しょぼい別館に方に案内された。
ひとりだし、別に不自由はないのだけれど、
全室スイートが売りだったはずのこのホテルの別館は、
普通のスタヂオタイプの部屋だったりするのだよね。

さて、メールのチェックと、夕飯でも食べに行くか。
このホテルの場所だと、トンローの中華料理屋が近いなー。
1日目はあんまり欲張らず、こんなところで勘弁しといたろ、
といいつつ、まだ明るいバンコクの街に繰り出していく、
おっさんなのであった。




▼今日も出国者や外国人に生八橋を勧める、おたべ人形。
よく見ると、最近はなかなかに別嬪さん^^;

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