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2007年2月23日 (金)

ネコだって惚ける

血は水より濃いが、売ることはやや難しい。
金儲けの秘訣 ・第281条)


うちの実家では、年寄りがふたりで暮らしてるけれど、
もう1匹、年寄り、に分類してよい生命体がいる。
それは、ネコ、である。
いったい何歳くらいなのか、記憶はさだかではないが、
きっと20年くらいは、生きているのではないだろうか。

かのじょの母ネコも長生きで、おんなじくらいの期間生きたので、
ネコ、というものは、それくらいの寿命があるものやも知れない。
だが最近、そのネコはほとんど目が見えないうえに、
どうも惚けてきたようで、
日によって、通常でない動きを見せるようになった。

このネコは、ひとになつかない性格で、
えさをくれるぼくの母親以外には、近寄らないという、
かわいげのない、というか、用心深いところがあったのだけれど、
ある日は、妹の子どもに黙って抱かれてたり、
また、ある日は、自分の尻尾を追って、
いつまでもくるくる回転したり、
また、ある日は、自転車のスポークに頭をつっこんだまま、
じっとしていたり、
またあるときなどは、目を離したすきにベランダから、
飛び降りたりなんかもしたのんだ。

実家のマンションはそんなに高層の建物でないにしても、
最上階だから、いくらネコでも、ふつうに降りれる
ような高さではない。
たぶん、20メートルくらいは、落下したのではないだろうか。

しかし、ネコに九生あり、と諺にあるように、
けっこう平気だったようで、うちの母親が拾いに行ったら、
致命傷もなく、ちゃんと地べたで普通に生きていたらしい。

最近、老人介護をめぐるニュースが、話題にならない
日はないくらい、いろんな問題が発生しているようだ。
ぼくも、いまは両親が元気でいてくれるので
まだ直面はしていないけれど、
いつ、自分自身の問題になるやもしれない、と思うと、
独身でいる、という選択肢が正しいのか否か、
などと考えてしまったりする。

もちろん、石坂浩二さんのように、
親の面倒をみるために、そうしてくれるような相手と、
結婚できるような甲斐性があるわけでもないのだけれど、
ただ、ひとりで働きながら親の面倒までみれるのか、
ということを考えると、相手の親の面倒をみる、ということで、
確率は2倍にはなるけれど、家庭内分業、というか、
どっちかが働いてどっちかが老人の面倒を見る、
という風な、解決策もあるのかな、と思ったりもする。

もちろん、社会的分業がきちんと機能していれば、
要らぬ心配であるわけだけれど、
現在のところはそうはなっていない、ようだし。

ネコですら、こんなに目が離せないのだから、
にんげんだと想像を絶する苦労があるのだろうと、
現在そのような状況にあるひとには、
頑張っていただきたい、と思うばかりだ。



▼ホスピタリティにあふれ、親孝行を美徳と考えるひとが、
比較的多そうな、タイ人の嫁を探す、
という手も自分ならあるかなあ、と最近ホントに思ったりもする。
少なくても、言語的コミュニケーションの問題は、
ある程度クリアしてるしさ。
ただ、最近同年輩の友人が亡くなって、
もし、自分が親よりも先に死んだりすると、
また話がややこしいなあ、とも思うし、
まったく、なかなかに難しい問題なのであることだよ。

ところで、最近飼い主を見つけられた(^^)、猫ひろしさんの、
オフィシャルTシャツに書かれている文字は、

猫魂

相撲の技である、猫だまし、にもひっかけたことば
なんだろうけれど、こころに響くねー、ネコダマシイ

猫ひろしさんに敬意を表して、

にゃー▼o・ェ・o▼

Photo_374

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コメント

介護力をアテにされる嫁入りだけはしたくないものですね~。看護師仲間はよくそういう憂き目にあっております…。
ウチは両親とも鬼籍に入ってるし夫の母は夫自身より長生きしそうな方ですから当分その方面の心配はなさそう。
でもジャンボサイズの夫の介護に追われる日が先に来るのかも…やだやだ。
家で介護、外で看護なんて地獄よ、地獄。

同志、まいど^^

>介護力をアテにされる嫁入りだけはしたくないものですね~。
あれ~、さりげなく同志に求愛してたのが、ばれちゃいましたか~^^
でも、すでに素敵なダーリンがいたのでわ(^^?

>看護師仲間はよくそういう憂き目にあっております…。
>ウチは両親とも鬼籍に入ってるし夫の母は夫自身より長生き
>しそうな方ですから当分その方面の心配はなさそう。
>でもジャンボサイズの夫の介護に追われる日が
>先に来るのかも…やだやだ。
同志は夫の介護まで考えておられるんですか?
最近は夫が退職金をもらったら、離婚するのがトレンド、
らしいっすよ^^;

>家で介護、外で看護なんて地獄よ、地獄。
介護される方は、同志がまさに天使にみえるでしょうけどね(^^

>介護される方は、同志がまさに天使にみえるでしょうけどね(^^

↑その天使には黒いしっぽがついているのだよ(^m^)

>↑その天使には黒いしっぽがついているのだよ(^m^)
あっしの好みとしては、狐か狸のしっぽがいいっすね^^
柴犬のくるっとまいた、しっぽもよいっすね(^^♪

老人介護は、お嫁さん一人で出来るものではありません。
うちに来られる患者さんのご家族も、昼間は奥さんが、夜はご主人が介護に当たっているそうです。
そして、夫婦共々疲れきってしまって。。。
私もこの問題にいつ直面するかと思うと気が重くなったりもしますが、これからの時代、皆さんがいずれは直面する問題なのでしょうね。

makotoさん、まいど^^

>老人介護は、お嫁さん一人で出来るものではありません。
そう思います。
ましてや、独身でわ、どうしたものか、と思ってしまいます。
けっこういる、ぼくと同世代の独身女性は、
いかに考えられているのか、と思いますが、
既婚者の意見ばかりで、
あっしの不徳のいたすところなんでしょう^^;

>うちに来られる患者さんのご家族も、
>昼間は奥さんが、夜はご主人が介護に当たっているそうです。
>そして、夫婦共々疲れきってしまって。。。
>私もこの問題にいつ直面するかと思うと
>気が重くなったりもしますが、これからの時代、
>皆さんがいずれは直面する問題なのでしょうね。
そうですね、昔と家族のあり方が変わってきていて、
核家族、というんですか、3世代同居、なんて家は、
子どもの数が減っているのにもかかわらず、少数派、なんでしょう。
かくいうあっしも一人暮らし、ですが^^;

男の人って、自分の親の介護は心配するけど妻の親のことはどのくらい考えてるのかしらねぇ…?
嫁にぜ~んぶやらせてる人って多いと思う。ウチの病院見てると痛感します…。

同志、みたびまいど^^

>男の人って、自分の親の介護は心配するけど
>妻の親のことはどのくらい考えてるのかしらねぇ…?
残念ながら、あっし、妻の親のことを考えたくとも、
妻さえいませんから、想像できませぬが^^;、
前カノといっしょにいるときは、彼女のハハについては、
わりとちゃんと考えていましたよ^^
彼女は一人っ子だったし、母親ももうひとりでしたしね^^

>嫁にぜ~んぶやらせてる人って多いと思う。
>ウチの病院見てると痛感します…。
あっしに嫁がくるようなことがあれば、
参考にさせていただきますです^^;
ただ、あっしの知りたかったのは家庭内で
誰が親の介護をすべきなのか、ということではなく、
あっしのような独身モノ(男女問わず)は、いかに生くるべきか、
ということを同じような立場のひとは、
どのように考えとるんだろう、ということだったのですよ^^;
将来、問題が発生する、とわかっていながら、
独りで生きる、ということを貫くことが、
老後困るとわかっていて、年金を未納したり、
病気のリスクを知りながら、健康保険料を払わなかったりするのと、
同じことなのかなー、とふと思ったもので^^;

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