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2007年2月26日 (月)

順序

常に耳の穴を開けておけ。
金儲けの秘訣 ・第7条)


ほんのちょっとした出会いの綾や行き違いで、
愛するべきものと出会わなかったり、
あるいは、衝撃的に出会ったりすることは、
なにも男女の間に限ったことではない、のだということを、
最近、強く感じた出来事があった。

若いときにぼくは、グレン・グールドの弾く、
多くのCDを愛聴していた。
かれは、独特のスタイルを持ったピアニストで、
キャリアのある地点から、一切のコンサート活動を拒否し、
レコードなど間接的な方法によってのみ、かれの聴衆と接する、
という方法を死ぬるまで貫いたひとだった。

クラシックの世界では、むしろ逆にレコード嫌い、
というひとはいたけれど、コンサートを拒否し続けながら、
そのキャリアを全うしたひとは、今までのところ、
グールドを除けばいまい、と思う。

もちろん、デビューしてから、しばらくは、
かれもコンサート活動を行なっていたようだ。
そんな若き日でも、舞台に登場してから、
聴衆を目の前にして、30分も自らが坐る、
演奏用のピアノの椅子の高さを調整した

というような、逸話は残っているようだけれど。

当初、かれのレパートリーのなかで、
ぼくはバッハを好んで聴いていた。
マルタ・アルゲリッチの、ピアノによるバッハの演奏に
衝撃を受けてから、
ぼくはピアノによるバッハの演奏にこだわっていた
時期があったのだ。
グールドの演奏するバッハは、確かにすばらしかった。
しかし、グールド以外にバッハをピアノで弾いたものが当時、
少なかった、ということもたぶんに影響していたのだと思う。
選択の余地、という面で、非常に限定された時代であったわけだ。

なんとなれば、バッハの時代、今と同じピアノという楽器
は存在していなかったし、古楽器の研究や復興が進んでいき、
わざわざバッハが知らなかった楽器で、
バッハを演奏しなくてもよいのではないか、
という風潮がそのころ強くなりつつあったのんだ。

グールドのバッハを聴いてから、ぼくはかれの演奏した、
他の作曲家の音楽も積極的に聴くようになった。
「皇帝」の名で親しまれている、ベートーベンの
ピアノ協奏曲5番は、レオポルト・ストコフスキーと
アメリカ交響楽団との共演で、いささかテンポが尋常ではない、
エキセントリックな演奏ではあったけれど、
今でもお気に入りの1枚だ。

しかしながら、かれの演奏は、どんなものも手放しですばらしい、
というわけにはいかなかったようで、
モーツァルトのピアノ・ソナタ全集を
かれの演奏で買ってしまったことは、たぶん、
ぼくにとっては、不幸な出来事だった、といえたと思う。
ぼくは現在に至るまで、なるべくそれらを聴かないように
人生を過ごしてきてしまったのんだ。

たぶん、20年ほど。

そのCDのなかには、もちろん、好きな演奏もあったのだけれど、
どうにも聴きたくないモーツァルトもまた、
たくさん混入されていたのんだ。

このあいだ、タイペイに行ったときに、
ぼくは、クラウディオ・アラウのモーツァルトの、
ピアノ・ソナタの組み物をみつけ、
最近、アラウの演奏を気に入っていたこともあり、購入して、
長く封印していた、その曲たちをまとめて聴く機会を
得ることになった。

アラウの弾く、モーツァルトは、実に素敵で、
どの作品も皆美しく、すばらしいことをぼくに教えてくれた。
アラウ、にしてみれば、誠心誠意、心を込めて、
ふつうに演奏していただけなんだろうけれど。

もちろん、グールドのモーツァルトが悪い、というわけではない、
と思う。
ただ、最初に聴くモーツァルトのピアノ・ソナタ、としては、
たぶんかなり不適切な選択なだけだったのだ。
ぼくはファーストコンタクトに失敗してしまった、のに過ぎない。

アラウの演奏を堪能してから、
もう一度グールドを聴いてみようと思う。
すべて事柄には、正しい順番、というものがきっとあるんだろう、
と思うしだいなんである。



▼故グレン・グールドさんと
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故クラウディオ・アラウさん。 
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2007年2月23日 (金)

ネコだって惚ける

血は水より濃いが、売ることはやや難しい。
金儲けの秘訣 ・第281条)


うちの実家では、年寄りがふたりで暮らしてるけれど、
もう1匹、年寄り、に分類してよい生命体がいる。
それは、ネコ、である。
いったい何歳くらいなのか、記憶はさだかではないが、
きっと20年くらいは、生きているのではないだろうか。

かのじょの母ネコも長生きで、おんなじくらいの期間生きたので、
ネコ、というものは、それくらいの寿命があるものやも知れない。
だが最近、そのネコはほとんど目が見えないうえに、
どうも惚けてきたようで、
日によって、通常でない動きを見せるようになった。

このネコは、ひとになつかない性格で、
えさをくれるぼくの母親以外には、近寄らないという、
かわいげのない、というか、用心深いところがあったのだけれど、
ある日は、妹の子どもに黙って抱かれてたり、
また、ある日は、自分の尻尾を追って、
いつまでもくるくる回転したり、
また、ある日は、自転車のスポークに頭をつっこんだまま、
じっとしていたり、
またあるときなどは、目を離したすきにベランダから、
飛び降りたりなんかもしたのんだ。

実家のマンションはそんなに高層の建物でないにしても、
最上階だから、いくらネコでも、ふつうに降りれる
ような高さではない。
たぶん、20メートルくらいは、落下したのではないだろうか。

しかし、ネコに九生あり、と諺にあるように、
けっこう平気だったようで、うちの母親が拾いに行ったら、
致命傷もなく、ちゃんと地べたで普通に生きていたらしい。

最近、老人介護をめぐるニュースが、話題にならない
日はないくらい、いろんな問題が発生しているようだ。
ぼくも、いまは両親が元気でいてくれるので
まだ直面はしていないけれど、
いつ、自分自身の問題になるやもしれない、と思うと、
独身でいる、という選択肢が正しいのか否か、
などと考えてしまったりする。

もちろん、石坂浩二さんのように、
親の面倒をみるために、そうしてくれるような相手と、
結婚できるような甲斐性があるわけでもないのだけれど、
ただ、ひとりで働きながら親の面倒までみれるのか、
ということを考えると、相手の親の面倒をみる、ということで、
確率は2倍にはなるけれど、家庭内分業、というか、
どっちかが働いてどっちかが老人の面倒を見る、
という風な、解決策もあるのかな、と思ったりもする。

もちろん、社会的分業がきちんと機能していれば、
要らぬ心配であるわけだけれど、
現在のところはそうはなっていない、ようだし。

ネコですら、こんなに目が離せないのだから、
にんげんだと想像を絶する苦労があるのだろうと、
現在そのような状況にあるひとには、
頑張っていただきたい、と思うばかりだ。



▼ホスピタリティにあふれ、親孝行を美徳と考えるひとが、
比較的多そうな、タイ人の嫁を探す、
という手も自分ならあるかなあ、と最近ホントに思ったりもする。
少なくても、言語的コミュニケーションの問題は、
ある程度クリアしてるしさ。
ただ、最近同年輩の友人が亡くなって、
もし、自分が親よりも先に死んだりすると、
また話がややこしいなあ、とも思うし、
まったく、なかなかに難しい問題なのであることだよ。

ところで、最近飼い主を見つけられた(^^)、猫ひろしさんの、
オフィシャルTシャツに書かれている文字は、

猫魂

相撲の技である、猫だまし、にもひっかけたことば
なんだろうけれど、こころに響くねー、ネコダマシイ

猫ひろしさんに敬意を表して、

にゃー▼o・ェ・o▼

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2007年2月20日 (火)

ストライキ

従業員は成功目指して登るはしごの横木。
ためらわず踏み付けるべし。
金儲けの秘訣 ・第211条)



最近、めっきり聞かないけれど、
むかしは、春闘、ということばがあって、
春はストライキの季節だった。

とくに、国鉄、今のJRをはじめ、公共交通機関のストライキで、
学校が休みになるのは、こどものころ、うれしかった
のを憶えている。

格差社会、ということばが最近もてはやされているけれど、
労働者が生活をかけてストしなくなったくらい、
むしろ日本は、豊かな国になったのだろう、
とぼくは思っている。

公共交通機関のストライキの中で、とくに長かったのは、
スト権スト、というスローガンで行なわれた、
国鉄のストライキで、こどもごころに、
ほんまにいいのだろうか、と思うくらい、
長期にわたって学校が休みになった。

詳細はしらないのだけれど、国有鉄道、ということで、
公務員扱いだった国鉄職員には本来スト権がなく
そのために、ストを行なう権利を正式に勝ち取る
ために行なったストライキ
、という、
不思議な構造のストだったように記憶している。

これに関しては、国鉄側も譲るわけにはいかず、
ストが長期化、したわけだ。

国鉄以外にも、関西の私鉄の労組は、
みんなストライキを行なっていたけれど、
独特のスタイルをとっていたのが、
近鉄こと、近畿日本鉄道の組合だ。

この会社の組合は、どっちかというと、
賃上げのためのストライキには消極的で、
戦術として、集改札スト、という方法をとることが多かった。
つまり、電車は運行させるけれど、
切符の改札を行なう組合員には働かせない、というものだ。
ストの日の改札では、ふだんはデスクワークをしているのだろう、
管理職のおじさんがぎこちなく切符に鋏をいれる姿が
見られたものだ。

ところで、関西の私鉄は、比較的早くから、
自動改札機、を導入し始めた。
合理化の一環だったのだろうが、近鉄の集改札ストは、
どうなるんだろう。
ぼくは、ストの日を楽しみに待っていた。

そして、ついにその日がやってきた。

自動改札機もやはりストには参加するようで、稼働せず、
乗客は素通しの状態だった。
しかしながら、端の1台だけが、なぜか稼働しているではないか。

今まで気が付かなかったけれど、あの改札機は、
非組合員の管理職だったか、
と、自動改札機にも階級闘争があることを知った、
ストの日だったことだよ。





▼最近読んだ浦沢直樹氏の、PLUTO、には驚いた。
どっちかというと、あんまり好きな漫画家ではなかったので、
今までは読まないようにしてたんだよね。
まだまだ完結には、時間がかかりそうだけれど、
吸い込まれるように、今まで発刊されている
4巻までを読んでしまった。
とりあえず、モンブランさんに合掌。。。(-人-)


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鉄人28号さんは、なんと小学生に
リモコンで操作されてました^^;

2007年2月17日 (土)

ぷんぷいさん、ファックスを買う

セックスと収入はどちらも長続きしない。
金儲けの秘訣 ・第4条)


ぼくは電気製品が好きだ。
とても好きだ。大好きだ。
電気屋も好きだ。大好きだ。

そんなぼくではあるけれど、一般の家庭にはあるのに、
自宅に存在しない電気製品がある。
たとえば、炊飯器だ。
以前は持っていた。
しかし、今は持っていない。
サトウのご飯に炊飯器はいらない、ということに気づいたとき、
かれは、自宅外に放逐された。

もうひとつ、持ってそうでもっていない電気製品が
ファックスだった。

ファックは好きだが、最近、複数回はできないから、、、

なんて下品なことを書いてみるおっさん(-人-)ヨイコノミナサン、スンマソン


さて、

当初は値段が高かったのが持たなかった主な理由だった。
値段に比して必要性が低かった、ということだ。
その後、値段が下がったころには、
すでにメールを使い始めていた。

その後、デジタリアンの端くれとして、
デジタルでないものはもたない、という信念のもとに、
強固にファックスを拒否し続けて、今日に至ったわけだ。
どうしても、紙ベースで送らねばならない書類があるときは、
自分の撮った写真をPCに取り込むために
スキャナはもっていたから、書類を取り込んで、
添付ファイルの形でメール送信したり、
どうしても、だめな場合は、実家や妹や友人に頼んだ。
年に1回あるかないかだし、さほど不自由でもなかったわけだ。

ところが、このたびなんでまたファックスを買う気になったか、
といえば、それはお買い得だった
というのが一番の理由だが、それ以外にも、
プリンタ機能の他、スキャナやその他デジタル機器的な側面を
そのファックスが多く有していた、ということもある。

スキャナやプリンタは、ふだん接続していないので、
使うたびにだして来るのが、おっくうだった、のだけれど、
これだと、ファックスだから、出しっぱなしで、
しかも、LAN接続ができるので、
家内のネットワークに取り込めるのも購入の大きな動機になった。

まだできることのごく一部しか、試していないものの、
取説をみながら、接続をしていたときに思ったことは、
これはPCにはつながるけれど、家電製品なのだ、ということだ。
とても親切に説明書が作製されていて、手取り足取り、
ということばがまさにぴったり感じなのだ。
しかも、PCに接続後の説明は、付属のCD-ROMを
見なければならない。
こっから先は、家電の領域ではなく、
デジタル世界に属する項目である、ということなのだろう。

なかなかやるな、ブラザー、と思いつつも、
ウィルコムの音声定額のせいで、
ファックスどころか電話としてさえ最近使用しないのに、
つい買ってしまった、新しい機械を眺めるのだった。




▼ブラザー製品を買ったのは、たぶん人生で2度目だ。
1度目は、ミシン、ではなく、、、
電動タイプライター
で、大学生のときだった。
調べてみると、まだ売ってるんだね。
たぶん、あんまり需要はないんだろうけれど、
ブラザー工業の良心をみたような気がしますた。
でも昔、ほんとに欲しかったのは、オリベッティだったの。
。。。スンマセン^^;

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2007年2月14日 (水)

Miles Smiles

笑顔は丸く、 ナイフは鋭く。
金儲けの秘訣・第48条)


ぼくが敬愛するひとのなかに、ふたりのMiles、が存在する。
ひとりは、スタートレックの、2つのシリーズにまたがって
出演していたコルム・ミーニー演ずるマイルズ・オブライエン
という宇宙連邦の軍人で、
もうひとりは、ジャズトランペッターのマイルス・デイヴィスだ。

どちらの人間にも親しんでけっこう長いのであるけれど、
両者が同じ名前であることに、
ぼくはつい最近まで気づかなかった。
なんでかはわからない。
その名前を聞くことはあっても、自ら発声することが少なかった、
ということもあろうし、また、日本語表記が、
マイルズとマイルス、と微妙に違っていたせいかもしれない。
あるいは、マイルズ・オブライエンの方が、
職名から、チーフ、または、チーフオブライエン、
と呼ばれることが多かったせいかもしれない。

しかしながら、われながら、うっかりな奴だ、と、
自分のことを思わずにはいられないところだ。

さて、ふたりの名前が同じであることに気づいてから、
さらに、新たな発見があった。
オブライエンのあだ名のことである。

スタートレックDS9のなかで、平行世界、という設定があり、
そのなかで、かれは、やくざな上官に、スマイリー
というあだ名をつけられるのだ。
その世界で、あんまりにこやかには生きていないかれが、
なんで、スマイリー、と呼ばれるのか、ぼくはわからないまま、
あんまり注目もせずにいたのだけれど、
最近、マイルス・デイヴィスのMiles Smiles
というアルバムを買って、気がついた。
スマイリー(smi-le)、というあだ名は、マイルズ(miles)という
名前の語順を変化させたもの
なのだと。

マイルス・デイヴィスは、こういうことば遊び
アルバムタイトルに使うのが好きなようで、
milestonesというアルバムも、文字通りの
マイルストーン(一里塚・画期的な事件など)と、
マイルスの音(miles-tones)、という、
たぶんふたつの意味を持たせたことばなんだろう。
そして、自分の名前がMilesでなければ、かれはきっと、
アルバム名にこのことばを使用しなかったであろうな、と思う。

こういうことば遊びも、マイルスのような立派な芸術家がすれば、
さすがは、マイルス・デイヴィスだ、と褒められ、
ぼくのような取柄のないおっさんがいうと、
おやじギャグ
だの、北極より寒いだの、いわれるんだろな、
と考えると、ちょっと世の中、不平等に過ぎるんでないか、
一揆でも起こしたい気分にかられることだよ。


▼むかし、シンプル イズ ベスト、ということばが流行ったとき、
どっかのお寺でもらったシャープペンシルには、
テンプル イズ ベスト、という標語が印字されていた。
和尚さんも、駄洒落いうんだ、しかも、英語だし
と思ったものだ。

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ひと休みひと休み、
ということで、リラクシン(^^♪

2007年2月12日 (月)

運命は買えない。
金儲けの秘訣・第236条)


最近、思いついて励行していることがある。
在宅中の、家の鍵のかけ方、だ。

以前は、きちんと普通の鍵と、
外からあけられない方の、最近は少し形状が違うけれど、
昔だったら、クサリでかける方の鍵をかけていたのだけれど、
今は、後者の方の鍵を、家にいるときもかけないようにしている。

考えたら、外出のときには当然かけられないのだし、
家のなかにいるときにかける必要はないのではないか。
誰かが尋ねてきたときは、ドアを開ける前にかければいいのでわ、
という風に思いついたのだ。

そして、もうひとつ、自分がひとりでいるときに、
突然自分が死んだり動けなくなったとする。
そのときに、鍵を持っているひとが来てくれた、としても、
あれをかけていると、外から入って来れないではないか、
ということに気がついてしまったのだ。

死んでしまえば、仕方がないが、
まだ生きていて、異変に気づいた誰かが助けに来てくれたときに、
外から入れないばっかりに間に合わなかった
ということだって起こりえるのだし。

むろん、女性のひとり暮らしなんかだと、
むしろ在宅中の方が怖い、という場合もあるだろうが、
ぼくは、おっさんひとりだし、襲うような物好きもいまい、
と思うのだ。
なんかあったときは、非常ボタンだって、あるしさ。

それよりは、突然死や突然の病気に備えておいた方が、
得策であろう、という結論に至ったわけなのだ。

もちろん、その結果が吉と出るか、凶と出るか、
ということは、ぼくにもわからないし、きっと誰にもわからない。
先のことは、誰にもわからないのんだ。

ただ、確率論や経験則があるだけだ。

最近、周りで数件、脳梗塞、というのだろうか、
その手の病魔に襲われる事例を見てしまった。

あるものは、家族と団欒中、
あるものは、ひとり暮らしながら、仕事中、
あるものは、家族がいたにもかかわらず、家族が旅行中だった。

3件とも幸運にも命は助かったけれど、
発見されるまでの時間は、まちまちで、
やはり少しでも早い方が結果としてよかったようなのだ。

家の鍵、よりも、もっと根元的な解決法
考えなくてはいけないのかもしれないが、
今できること、自分ひとりでできることを、
とりあえずはするしかないよねー(^^;)




死して屍拾うものなし
とはいったいだれのセリフだったかな。
でも、現実生活ではなかなかそうもいかないからね。
宗教的にフリーなあっしは、できれば、遺体は焼いてから、
灰をタイのどっかの川にでも流して欲しいな、
と思っているのだけれど^^

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2007年2月 9日 (金)

洗車

妻には掃除をさせろ。そうすれば掃除婦はいらなくなる。
金儲けの秘訣・第210条)



前もって書いておくが、このブログはぼくの独善的で、
偏見に満ちた意見の集合体
である。
多少はいる、読んでくれている人が、賛成しようが反対しようが、
事実の誤認以外は、基本的に自分の考えを変えるつもりはない。
それでもよければ、読んでいただければ、と思うし、
いやならば、別に無理に読んでいただくなくてもいい、
と思っている。

そんな当たり前のことをなんでいまさら今一度書くか、というと、
今日の話題が、家事労働の分野に属することだからだ。
世の中には、この件に関して、
おおきな被害者意識をもってらっしゃる方がいるようで、
ぼくが書くことによって、気分を害される方がいるのではないか、
となんとなく不安に思うのんだ。

家庭内での家事分担に不満をいだいてらっしゃる方が、
たとえ、ぼくの意見に賛同いただけなかったとしても、
それは家庭内で解決していただきたい。

そして、ぼくはひとりもので、家事を分担すべき相手がいない
ことは、よくここを訪ねていただいてる方はご存じの通りで、
しょせんはひとりものの戯言である、
とご笑覧いただければ、と思うしだいだ。

さて、前置きが長くなったが、
洗車こそ、男の仕事である、というのがぼくのイメージだ。
たまに自宅前で洗車している女性を見かけるのだけれど、
ぼくは絵にならないなー、と思ってみている。

とくにおばさんがセダンタイプの白い車を洗っている姿は、
ぼくは好きではないのである。

では、どういうひとに洗って欲しいか、と訊かれれば、
ぼくは、その手の車はおっさんに洗ってほしい、と思っている。
しかも、ふつうのおっさんではだめなのだ。

片手にホース、片手にブラシをもってるおっさんに、
ステテコ姿で、洗って欲しいのんだ。

これこそが、日本の平和な家庭のシステム
という感じがぼくにはする。
夏の暑い日、汗にまみれたおっさんが、ぴかぴかに車を洗う。
時間があれば、ワックスをかける。

それで日曜日は終わってしまうけれど、充実した休日
洗車が終われば、卓袱台には1本のビールと枝豆。

これこそが、ぼくのなかでの正しい洗車の姿、なのだ。

でわ、おまえはそれを実践しているのか、と問われれば、
しかし、答えは否、である。
ぼくは、あらゆる家事労働の中でも、洗車はとくに嫌いなのだ。

だから、8年半乗った以前の愛車は1回だって、
自分で洗ったことはない。
ただの1度さえ、だ。
そして、昨年買った新車だって、買って数ヶ月、
まだ一度も洗っていない。

暑がりのぼくは、ステテコだって持っていないし、
第一、身長が高く、足が長いので(ちょっと自慢か^^;)
体型的にステテコが似合わないタイプのおっさんなのだ。
しかも、アルコールはたしなまないし。

今後、機会があって、ぼくの車に乗るひとには警告しておこう。
むやみやたらに車体に触らない方がいいぞ。
手がまっくろになっても気にしないのなら、別だけど。



▼ヤンゴンで見たマツダ。
むかしのこのロゴの方が、ぼくは好きだなー(^^)

Mazda2 Mazda


2007年2月 6日 (火)

迷惑メール

ただの広告は役に立たない。
金儲けの秘訣第38条)


どういう因果か、因縁か知らないけれど、
職場のメールアドレスに毎日山のような迷惑メールが来る。
個人のメールアドレスだと変更する、
ということも可能だけれど、職場のものは簡単に変更もできず、
また、変更したところで、つかの間、平和が訪れるだけ
なんだろう、と思う。
同僚たちもまた、同様の被害に遭っているようだし。

実際にいきなり知らない者からメールを送りつけられて、
それを信じるようなひとが、どれくらいの割合でいるのんか、
とは思うものの、メール送信はPCからだと費用がかからないし、
また、一斉に送信すると手間もかからないのんで、
へたな鉄砲も、ということで、きっと送信しているのだろう。

ふだんは、見ることもなく、削除されてしまう
このようなメールたちではあるけれど、
たまにぼくを喜ばすような見出しをつけてくると、
特別の計らいで見てやることもある。
今回来た、メールはそういうものだった。

題名が、平成初期のAV女優、で、
送り主が、動画温故知新、となっている。

動画温故知新、という表現に、ほのかな教養が感じられて、
なかなかよいではないか、と思ったりしたしだいだ。

本文は、というと、

菊地エリ○、小林ひ○み、憂○瞳、浅○舞…etc…
今だから流出!!の裏動画☆

とあり、その下に、URLが貼ってあった。
もちろん、それをクリックするほどの蛮勇は
持ち合わせていなかったのだけれど、
こんな機知に富んだメールなら、
また読んでやらんこともないから、どうせ送ってくるなら、
肉棒がどうした、とか、逆援助交際云々、とか、
そんな間抜けなやつぢゃなくて、
少しはおっさんを笑わせてみ、と思う今日この頃、
しかし、ぼくもけっこう物好きだな(^^;)



▼メールといえば、友人から聞いた話で、こんなのがあった。
かれの上司が仕事上のトラブルを始末したあと、
その発生源である他の事業所のOLに、
苦情のメールを送付した、ということだ。
以後はミスを犯さないように気をつけて欲しい、と。
ところが数分後、そのOLから、
こんなメールがきたよ、こいつなんとかしてよ
という、メールが返信されて来たという。
どうもそのOLは、どういう関係かは知らないが、
誰かもっとえらいひとにそれを転送しようとして、間違って
送った本人に返信してしまったようなのだ。
その後、その上司とOLは顔をあわせる機会があったけれど、
どちらからもその件には触れず、にこやかに歓談したらしい。

大人って、汚いわあ(´Д⊂ヽ

とかれは、そのとき思ったそうだ。

その後かれは、その上司が、2メートルしか離れていない、
同じ職場のOLから、メールをもらってる、
のをみてしまった、らしい。
ちなみに、かれの事業所は、上司、かれ、OLの3人
構成されている、ということだ。

大人って、やっぱり汚いわあ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・

とかれは、嘆いていたことだよ^^;



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写真にとくに意味はありません^^

2007年2月 3日 (土)

液晶テレビ

まだ動くものは売れ。よく動くものは2倍の値段で売れ。
動かないものは値段を4倍にして、骨董品として売れ。
金儲けの秘訣・第80条)


年末から、テレビのうつりがだんだん悪くなってきていたが、
年が明けて日本に帰ってきたとたん、もうでんでん駄目になり、
いよいよ買い替えないといけないか、と観念する。

今のテレビは、横長テレビが出始めたころに買ったもので、
もう10年以上、見てようが見ていまいが、
家にいる間はつけっぱなしで、ハードに使用してきたわりには、
とくに大きな故障もなく、当たり、の製品だったな、と思う。

自動車なんかよりずっと安いのに長持ちしてくれた、
と感謝の気持ちしきりなのである。

でも、直してまで使おうとは思わないので、
ちゃっちゃとインターネットで、適当なものを選んで購入する。
母親の冷蔵庫の時も思ったけれど、
わざわざ電気屋まで行かなくても、
この手の電化製品が家にいながら買えてしまうのは、
ほんとにけっこうな世の中になったことだな。

今回は32型のSONYブラビアを買ったのだけれど、
日本の家電メーカー製で、そのとき一番安かったのが
それを選んだ主な理由だ。
SONY製が一番安いというのも、なんとなく昔人間にとっては、
違和感があるが、なんで安いんだ、
と苦情をあげようにも、どこにいっていいかわかないし、
黙って安いまま我慢してやろう、ということで、
購入を決めたのだった。

配達、設置、引取り全部込みで、14万円。
それにまだ、2万円分ほどポイントまでついてくる。
それにしても、最近、家電製品の安いのはどうしたことだろう。

配達されるまでは、ちゃんと色のでないところのテレビを
騙しだましみている。
一日に2時間ほどは、とても鮮やかに映ったりするので、
騙されそうになるけれど、日ごとちゃんと映る時間が減ってくる。
まるで、中島敦の山月記、みたいだなや^^

配達前日などは、時代劇のとき、お侍さんの顔が緑色だった。
まるで、登場人物全員がナメック星人のドラマみたいだった。

さて、ついに新しいテレビが来たのだが、
梱包の箱から出したそのテレビを、配達の人が片手で下げていた。
たった15キログラムしかないそうだ。
一応、地上波デジタル放送にも対応してるそうで、
見れるチャンネルが増えたのはうれしいかな。
コンピュータの入力端子もついているから、
長いディスプレイケーブルを買ってきて、
つなげてみるもの面白いかもしれないな。
32型の画面で、自分のブログを読んでみたりしてね。

あるいは、マックミニを買って、遅ればせながら、
マカーデビューを果たす、というものあるかもしれない。
iPodのwindows版が出てない頃なら、
まじですぐに買っただろうが、
今ならVista対応PCの方が欲しいかも。

今後、じっくりこのテレビでできることを考えてみよう、
と思ったりする、おっさんなのである。

もっと早く買い換えても、よかったかもね。



▼そして、さっそくにディスプレイケーブルでつないで見る。
残念ながら、だからどーってことはないなー^^;
でかい分、遠いし。

Pc_

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