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2006年5月26日 (金)

人生のコーチ屋

ぼくは、つねづね不満に思っていたことがある。
医師や教師、牧師などに混じって、
なんで占い師に「師」の字が使用されているんだろうと。
師、とは先生、という意味で、
日本ではけっこう限定されたひとにだけ使われる敬称だ。
上記のひとびとや、理髪師・美容師は国家資格や厳格な審査が
必要なはずだ。
あとはこんな例は、漫才師くらいではないだろうか。

おそらく、むかし、江戸時代以前、教育が限定されたいたころ、
占い師、つまり、八卦見を職業としていたひとびとは、
長屋に住んでいながら、字の読み書きができたことから、
とくに偉くなくても、先生呼ばわりされていたんだろう。

漫才師は、おそらく講釈師に師がついているので、
そこから、師の字が使われたのであろう。
講釈師に、師の字がつくのは、八卦見の理屈と同様なのだと思う。

さて、今日、すでに教育が行き届いた日本の文盲率は、
かなりゼロに近い水準だ。
このような状況で、占い師、に師を使う必要はあるだろうか。
国家資格があるわけでもなく、あるものは占いの学校に行って、
あるものは、学校さえいかず、盛り場に机一つ出して、
商売しているものをなんで先生呼ばわりする必要があるんだろう、
とぼくは思う。

つまり、こういう人たちは、占い屋、と呼ぶべきなのだ。

むかし読んだ、西原理恵子の漫画にこんなのがあった。
ちんぴらのじいさんにある日、貧乏な兄弟が、
死ぬまで食うに困らない、しのぎのテクニックを伝授したるから、
ようみとけ、と言われる。
じいさんは、兄弟をつれて、競艇場に行き、
予想を売る商売をする。
あるものには、2-5が、あるものには、3-6が、
あるものには、1-4が当たると言い、
兄弟にはよく数字と客の顔を覚えておくようにいう。
そして、当たった客を探し出して、謝礼を要求するのである。
兄弟は、なんのことはないコーチ屋の手伝いをさせられた
だけなのだが、じーさんも未来を占い、金儲けをしている、
という意味では占い師と同業といえなくもない。
占い師は、むしろ、人生のコーチ屋、というのがいいような
気さえする。

そういえば、もう一つ、師、のつく仕事があったのを思い出した。
詐欺師ペテン師、だ。
これは、なんで、師、なんてことばがつくだろう。
また、人生に謎が増えるおっさんなのであった。


▼みんな仲良し(^^
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コメント

師匠、こんばんわ〜

やっぱり人生アドバイスをうけるなら、
「屋」より「師」のほうが説得力あるからじゃないですか〜??^^;
「教えをいただいた〜」
っていうありがたみも占い料のうちっていうもんですよ〜〜(笑)

今じゃ「看護師」と呼ばれてますが昔は「看護婦」だったんですよね~。
「師」と「婦」じゃ大違いだわ。だって「婦」なんて「おんなへんにホウキ」ですもの。
なのに「看護師」になっても「看護婦」時代とまったく扱いが変わってへんのはなんでやねん・・・????

ぷんぷい師匠、まいど^^

やはり古代から、占い的な呪術のようなものが崇められてきたからじゃないですかね~?(卑弥呼とか)
不確かで神秘的なものを操る人(実際はどうなんか知りませんけど)が神々しく見えてるんですかね~?

詐欺師もペテン師も卓越した技術?を持ってるってことなんですかね~?
謎ですね~。

こんにちは♪

一つだけ言えることは、ペテン師はアホでは出来ない事です。
先生と呼ばれる程の知識、世の中の情勢を読む力、心理学、
いろいろな問いかけに応じるだけの判断力とも一つ度胸も要ります。

だけど、師(匠)とは仰げないですね(笑)

はぎ妻さん、まいど^^

>やっぱり人生アドバイスをうけるなら、
>「屋」より「師」のほうが説得力あるからじゃないですか〜??^^;
>「教えをいただいた〜」
>っていうありがたみも占い料のうちっていうもんですよ〜〜(笑)
ご節ごもっともなのですが、自称ではなく、
一般的名称になってるのがあっし的には疑問なんすよ~^^

同志、まいど^^

>今じゃ「看護師」と呼ばれてますが昔は「看護婦」だったんですよね~。
>「師」と「婦」じゃ大違いだわ。だって「婦」なんて
>「おんなへんにホウキ」ですもの。
>なのに「看護師」になっても「看護婦」時代とまったく扱いが
>変わってへんのはなんでやねん・・・????
たしかに看護婦ってことば、いわれてみれば、
あんまり尊敬が感じられませんね。
家政婦はみた、みたいだし。
師、ということばがつくようになっても、
長く厳しい訓練と国家試験とその後のハードワークを考えれば、
占い師フゼイと同等ではまだまだ尊敬が足らないような気がします。
しかも、ちまたでは看護士なんて、ことばもありますしねー。
あっしは看護師さんは尊敬してますよ~^^

マナオさん、まいど^^

>やはり古代から、占い的な呪術のようなものが
>崇められてきたからじゃないですかね~?(卑弥呼とか)
>不確かで神秘的なものを操る人(実際はどうなんか
>知りませんけど)が神々しく見えてるんですかね~?
なるほどそうですねー。いわれてみれば。
今でも、適当に人の名前で遊んで、大金稼いでるバカも
信じるバカもいるみたいですけどねー^^

みなっきーさん、まいど^^

>一つだけ言えることは、ペテン師はアホでは出来ない事です。
>先生と呼ばれる程の知識、世の中の情勢を読む力、心理学、
>いろいろな問いかけに応じるだけの判断力とも一つ度胸も要ります。
ペテン師に一番必要な能力は、騙す相手を見つける能力、
ではないでしょうか(^^?
世の中には騙され易そうなひと、っていうが、
たしかに存在するような気がしやす^^

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